① 処方読解
化粧品成分検定1級 第51問
問題
「防腐剤無添加」をうたう化粧品の全成分表示に、BGやDPG、1,2-ヘキサンジオールなどが高配合されている。これらの多価アルコールが防腐剤の代わりに製品の品質を保つメカニズムはどれか。
A強力な酸性ガスを発生させ、容器内を無菌状態にする。
B構造内の「OH」が水と結びついて水が自由に動けなくなり、微生物が育成しにくい環境を作る「静菌作用」を利用している。✓ 正解
C微生物の細胞壁を直接溶かし、瞬時に殺菌する。
D油分と完全に分離させることで、水相への微生物の侵入を物理的に防ぐ。
正解
B:構造内の「OH」が水と結びついて水が自由に動けなくなり、微生物が育成しにくい環境を作る「静菌作用」を利用している。
解説
BGやDPGなどの多価アルコールを多量に入れると、構造内のOHが水とゆるく結びつくことで水が自由に動けなくなり、菌の育成が妨げられる静菌作用が得られるため、防腐剤フリーの処方に組み合わせて使用されます。
分野解説:① 処方読解
化粧品の全成分表示を読み解く実践スキルを学ぶ分野です。配合順序のルール(1%以上は配合量順、1%以下は順不同)、配合量の推測方法、ベース成分・機能性成分・安定化成分の見分け方、処方の意図の読み取り方を整理。1級では実際の市販品の全成分から処方コンセプトを推測する力が問われる、最も実践的で配点も多い中核分野です。
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化粧品成分検定1級について
処方読解・法規応用まで問う化粧品成分の最上級資格
| 主催 | 一般社団法人日本化粧品成分検定協会 |
|---|---|
| 出題形式 | マークシート形式・40問 |
| 試験時間 | 40分 |
| 受験料 | 13,200円(税込) |
| 合格基準 | 正答率70%以上(28問以上) |
| 難易度 | ★★★★☆(やや難しい) |