① 処方読解
化粧品成分検定1級 第42問
問題
ヘアコンディショナーの成分表示に「水、セタノール、ステアルトリモニウムクロリド…」と続いている。この処方において、静電気を防ぎ髪をなめらかにする主剤と、乳化の安定性を高める助剤の組み合わせの意図はどれか。
Aセタノールが髪のマイナス帯電を中和し、ステアルトリモニウムクロリドが水と油を強力に乳化する。
Bマイナスに帯電した髪にカチオン界面活性剤であるステアルトリモニウムクロリドが吸着して柔軟性を与え、高級アルコールであるセタノールが乳化安定性を高めている。✓ 正解
Cステアルトリモニウムクロリドが髪のケラチンを溶解して浸透させ、セタノールがその穴を塞いでいる。
Dどちらも強力なアニオン界面活性剤であり、頭皮の皮脂を根こそぎ洗浄する意図がある。
正解
B:マイナスに帯電した髪にカチオン界面活性剤であるステアルトリモニウムクロリドが吸着して柔軟性を与え、高級アルコールであるセタノールが乳化安定性を高めている。
解説
コンディショナーでは「+」の電気を持つカチオン界面活性剤(ステアルトリモニウムクロリド)が毛髪に吸着して柔軟性を与え、高級アルコール(セタノール)がクリームの硬さ調整や乳化安定性を高める助剤として働きます。
分野解説:① 処方読解
化粧品の全成分表示を読み解く実践スキルを学ぶ分野です。配合順序のルール(1%以上は配合量順、1%以下は順不同)、配合量の推測方法、ベース成分・機能性成分・安定化成分の見分け方、処方の意図の読み取り方を整理。1級では実際の市販品の全成分から処方コンセプトを推測する力が問われる、最も実践的で配点も多い中核分野です。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
化粧品成分検定1級について
処方読解・法規応用まで問う化粧品成分の最上級資格
| 主催 | 一般社団法人日本化粧品成分検定協会 |
|---|---|
| 出題形式 | マークシート形式・40問 |
| 試験時間 | 40分 |
| 受験料 | 13,200円(税込) |
| 合格基準 | 正答率70%以上(28問以上) |
| 難易度 | ★★★★☆(やや難しい) |