① 処方読解
化粧品成分検定1級 第41問
問題
「安息香酸Na」を防腐剤として単独配合した化粧水が、微生物による腐敗を起こしてしまった。この処方において不足していた、あるいは適切でなかった条件として最も推測されるものはどれか。
Aアルコール(エタノール)を全く配合していなかった。
B製剤のpHが中性〜アルカリ性付近になっており、安息香酸Naが効果を発揮できる酸性条件を満たしていなかった。✓ 正解
C水と油が完全に分離した二層式ローションであった。
D紫外線吸収剤を併用していなかったため、光で安息香酸Naが分解された。
正解
B:製剤のpHが中性〜アルカリ性付近になっており、安息香酸Naが効果を発揮できる酸性条件を満たしていなかった。
解説
安息香酸Naは酸性条件で防腐効果を発揮する性質があり、中性に近くなると防腐効果を失うため、製剤を酸性に保つなどの処方設計が必要です。
分野解説:① 処方読解
化粧品の全成分表示を読み解く実践スキルを学ぶ分野です。配合順序のルール(1%以上は配合量順、1%以下は順不同)、配合量の推測方法、ベース成分・機能性成分・安定化成分の見分け方、処方の意図の読み取り方を整理。1級では実際の市販品の全成分から処方コンセプトを推測する力が問われる、最も実践的で配点も多い中核分野です。
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化粧品成分検定1級について
処方読解・法規応用まで問う化粧品成分の最上級資格
| 主催 | 一般社団法人日本化粧品成分検定協会 |
|---|---|
| 出題形式 | マークシート形式・40問 |
| 試験時間 | 40分 |
| 受験料 | 13,200円(税込) |
| 合格基準 | 正答率70%以上(28問以上) |
| 難易度 | ★★★★☆(やや難しい) |