① 処方読解
化粧品成分検定1級 第34問
問題
温泉水をベースにした洗顔料の処方を設計する際、「EDTA-2Na」などの成分をあわせて配合することが多い。この成分が処方中で果たす役割として最も適切なものはどれか。
A温泉水特有の硫黄臭を強力な香料でマスキングする。
B温泉水に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオンと結合し、洗浄力を低下させる不溶性成分(石ケンカス)の発生を防ぐ。✓ 正解
C温泉水のミネラル成分と反応して発熱し、温感効果を生み出す。
D温泉水のpHを強酸性に傾け、強力なピーリング効果を発揮する。
正解
B:温泉水に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオンと結合し、洗浄力を低下させる不溶性成分(石ケンカス)の発生を防ぐ。
解説
温泉水にはカルシウムイオン等が多量に存在し、石ケンを泡立たせず洗浄力を極端に低下させる(石ケンカスを作る)ため、金属イオンと結合して無力化するキレート剤(金属イオン封鎖剤)であるEDTA等が配合されます。
分野解説:① 処方読解
化粧品の全成分表示を読み解く実践スキルを学ぶ分野です。配合順序のルール(1%以上は配合量順、1%以下は順不同)、配合量の推測方法、ベース成分・機能性成分・安定化成分の見分け方、処方の意図の読み取り方を整理。1級では実際の市販品の全成分から処方コンセプトを推測する力が問われる、最も実践的で配点も多い中核分野です。
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化粧品成分検定1級について
処方読解・法規応用まで問う化粧品成分の最上級資格
| 主催 | 一般社団法人日本化粧品成分検定協会 |
|---|---|
| 出題形式 | マークシート形式・40問 |
| 試験時間 | 40分 |
| 受験料 | 13,200円(税込) |
| 合格基準 | 正答率70%以上(28問以上) |
| 難易度 | ★★★★☆(やや難しい) |