③ 企業財産の管理と法律

ビジネス実務法務検定3級97

問題

A社は自社の建物をBに賃貸し引き渡した。その後、A社は建物をC社に譲渡し、C社が所有権移転登記を経た。BはC社に賃借権を対抗できるか。

A建物の賃貸借は、登記がなくても建物の引渡しがあればC社に対抗できる✓ 正解
B賃借権は物権ではないため、所有権者であるC社には一切対抗できない
CBが賃借権の登記を備えていなければ、引渡しがあっても対抗できない
DC社がBの存在を承諾した場合に限り対抗できる

正解

A建物の賃貸借は、登記がなくても建物の引渡しがあればC社に対抗できる

解説

借地借家法31条により、建物の賃貸借はその登記がなくても、建物の引渡しがあればその後物権を取得した者に対抗できます。

分野解説:③ 企業財産の管理と法律

企業が持つ財産(不動産・動産・債権・知的財産など)の管理と権利保全を扱う分野です(本検定で35問収録)。物権変動は意思表示で生じるという原則と、不動産の登記・動産の引渡しといった対抗要件が中心テーマです。不動産登記簿の表題部と権利部(甲区・乙区)の構成、即時取得、債権譲渡の対抗要件、受領権者の外観への弁済のほか、抵当権や特許・商標などの知的財産権も問われます。「権利をどう取得し、第三者にどう主張するか」という視点で対抗要件を整理するのが攻略の鍵です。

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ビジネス実務法務検定3級について

ビジネス法務の基礎を証明する検定

主催東京商工会議所
出題形式多肢選択式(IBT方式・CBT方式)
試験時間90分
受験料5,500円(CBT方式は別途CBT利用料2,200円)
合格基準100点満点中70点以上
難易度★★☆☆☆
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