③ 企業財産の管理と法律
ビジネス実務法務検定3級 第98問
問題
A社はB社への債務の担保として自社の土地に抵当権を設定した。B社が抵当権設定登記をする前に、A社は土地をC社に売却し、C社が所有権移転登記をした。優先されるのは誰か。
A抵当権は所有権に常に劣後するため、登記の有無にかかわらずC社が優先する
B抵当権の設定契約が先に行われていれば、未登記でもB社が優先する
CB社がA社に対して訴訟を提起していればB社が優先する
D先に登記を経由した者が優先するため、登記に後れたB社は抵当権をC社に対抗できない✓ 正解
正解
D:先に登記を経由した者が優先するため、登記に後れたB社は抵当権をC社に対抗できない
解説
所有権移転と抵当権設定が衝突する場合も不動産物権変動として扱われ、先に登記を経由したC社が優先します。
分野解説:③ 企業財産の管理と法律
企業が持つ財産(不動産・動産・債権・知的財産など)の管理と権利保全を扱う分野です(本検定で35問収録)。物権変動は意思表示で生じるという原則と、不動産の登記・動産の引渡しといった対抗要件が中心テーマです。不動産登記簿の表題部と権利部(甲区・乙区)の構成、即時取得、債権譲渡の対抗要件、受領権者の外観への弁済のほか、抵当権や特許・商標などの知的財産権も問われます。「権利をどう取得し、第三者にどう主張するか」という視点で対抗要件を整理するのが攻略の鍵です。
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ビジネス実務法務検定3級について
ビジネス法務の基礎を証明する検定
| 主催 | 東京商工会議所 |
|---|---|
| 出題形式 | 多肢選択式(IBT方式・CBT方式) |
| 試験時間 | 90分 |
| 受験料 | 5,500円(CBT方式は別途CBT利用料2,200円) |
| 合格基準 | 100点満点中70点以上 |
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
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