① 企業取引・契約の法務

ビジネス実務法務検定2級4

問題

被保佐人Xが、保佐人Yの同意を得ずに自己の所有する土地を第三者Zに売却する売買契約を締結した場合の効力として、民法の規定に照らし正しいものはどれか。

A保佐人の同意のない土地の売却であっても、契約は完全に有効であり取り消すことができない。
B保佐人の同意を得ずにした重要な法律行為であるため、Yは当該売買契約を取り消すことができる。✓ 正解
C土地の売却は重要な法律行為に該当しないため、Xのみが取り消すことができる。
DZが被保佐人であることを知っていた場合に限り、Yは売買契約を無効と主張できる。

正解

B保佐人の同意を得ずにした重要な法律行為であるため、Yは当該売買契約を取り消すことができる。

解説

不動産その他重要な財産に関する権利の得喪を目的とする行為をするには保佐人の同意が必要であり、同意を得ないでした行為は取り消すことができます。

分野解説:① 企業取引・契約の法務

企業取引の土台となる民法の意思表示・契約の成立と、行為能力の制限を学ぶ分野です。未成年者・成年被後見人・被保佐人など制限行為能力者の取消権、法定代理人の同意、詐術を用いた場合の効果が頻出です。契約の申込みと承諾、代理、意思表示の瑕疵といった契約法務の基礎も問われます。取消し・無効・追認の違いや、誰が取り消せるのかを場面ごとに整理し、以降の各分野で前提となる民法の考え方を確実に押さえておきましょう。全43問を収録しています。

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ビジネス実務法務検定2級について

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主催東京商工会議所
出題形式多肢選択式(IBT方式・CBT方式)
試験時間90分
受験料7,700円(CBT方式は別途CBT利用料2,200円)
合格基準100点満点中70点以上
難易度★★★☆☆
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