⑤ 債権の担保

ビジネス実務法務検定2級187

問題

抵当権設定時点で土地と建物の所有者が別々であった場合、抵当権実行による法定地上権の成否および権利関係について適切なものはどれか。

A設定時に別々であっても、競売時には法定地上権が当然に成立する
B法定地上権は成立せず、買受人に土地の一括競売請求権も認められない✓ 正解
C土地所有者の請求により、建物は直ちに無条件で収去されなければならない
D自動的に土地と建物の共同所有関係が成立する

正解

B法定地上権は成立せず、買受人に土地の一括競売請求権も認められない

解説

設定当時に土地と建物の所有者が別々の場合は法定地上権は成立せず、一括競売の権利も認められません。

分野解説:⑤ 債権の担保

債権回収を確実にするための担保、とくに抵当権を中心に学ぶ分野です。抵当不動産の第三者への売却、抵当権の実行に必要な民事執行法上の手続き、更地に抵当権を設定した後の建物建築(法定地上権)、複数不動産への共同抵当が頻出です。物的担保の効力範囲と実行手続きを場面ごとに整理することが重要で、抵当権のほか保証・連帯保証など人的担保との違いも意識すると、担保法全体の理解が深まります。全41問を収録しています。

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