⑤ 債権の担保

ビジネス実務法務検定2級180

問題

抵当権設定より前に賃貸借契約を締結し引渡しを受けている建物の賃借人がいる場合、競売による買受人が不動産を取得した際の結果として適切なものはどれか。

A買受人と賃借人は新たな賃貸借契約を再度締結しなければならない
B買受人が新たな所有者となり、賃借人との関係で新たな賃貸人となる✓ 正解
C既存の賃貸借契約は失効し、賃借人は占有権限を失う
D買受人は賃借人に対して直ちに建物の明渡しを請求できる

正解

B買受人が新たな所有者となり、賃借人との関係で新たな賃貸人となる

解説

抵当権設定前の賃借人がいる場合、賃貸人たる地位は目的物の所有権とともに買受人に移転します。

分野解説:⑤ 債権の担保

債権回収を確実にするための担保、とくに抵当権を中心に学ぶ分野です。抵当不動産の第三者への売却、抵当権の実行に必要な民事執行法上の手続き、更地に抵当権を設定した後の建物建築(法定地上権)、複数不動産への共同抵当が頻出です。物的担保の効力範囲と実行手続きを場面ごとに整理することが重要で、抵当権のほか保証・連帯保証など人的担保との違いも意識すると、担保法全体の理解が深まります。全41問を収録しています。

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