⑤ 債権の担保

ビジネス実務法務検定2級172

問題

土地への抵当権設定後にその土地上に建物が建築された場合、抵当権者が実行できる手続きとして適切なものはどれか。

A土地とともに建物も競売に付し、両方の代価から優先弁済を受ける
B土地とともに建物も競売に付せるが、優先弁済は土地の代価からのみ受ける✓ 正解
C土地のみを競売に付さなければならず、建物は競売に付せない
D建物の収去を求めた上で、土地のみを競売に付さなければならない

正解

B土地とともに建物も競売に付せるが、優先弁済は土地の代価からのみ受ける

解説

抵当権設定後に築造された建物は土地と共に競売に付せますが、優先権は土地の代価についてのみ認められます。

分野解説:⑤ 債権の担保

債権回収を確実にするための担保、とくに抵当権を中心に学ぶ分野です。抵当不動産の第三者への売却、抵当権の実行に必要な民事執行法上の手続き、更地に抵当権を設定した後の建物建築(法定地上権)、複数不動産への共同抵当が頻出です。物的担保の効力範囲と実行手続きを場面ごとに整理することが重要で、抵当権のほか保証・連帯保証など人的担保との違いも意識すると、担保法全体の理解が深まります。全41問を収録しています。

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