⑦ 侵害と救済
ビジネス著作権検定 第245問
問題
著作権侵害訴訟における「侵害の具体的態様の明示(法114条の2)」の規定内容として正しいものはどれか。
A被告が原告の主張する侵害態様を否認する場合、原則として自己の行為の具体的態様を明らかにしなければならない✓ 正解
B原告は侵害の態様を主張しなくても損害額だけを立証すればよい
C被告は黙秘権を行使することで、一切の立証責任を免れることができる
D原告が指定した証人を被告が必ず尋問しなければならない
正解
A:被告が原告の主張する侵害態様を否認する場合、原則として自己の行為の具体的態様を明らかにしなければならない
解説
権利者の主張を否認する被疑侵害者は、単純に否認するだけでなく、自己の行為の具体的態様を明らかにする義務があります。
分野解説:⑦ 侵害と救済
著作権・著作者人格権が侵害された場合の判断と救済手段を学ぶ分野です。侵害成立に必要な「依拠性」と「類似性(実質的同一性)」の立証、みなし侵害、差止請求・損害賠償請求・不当利得返還・名誉回復措置といった民事救済、刑事罰が頻出です。損害額の推定規定や、共同著作物・共有著作権の場合の請求ルールも問われます。権利者がどのような手段で権利を守れるのかを、民事・刑事の両面から体系的に整理することが重要で、実際の紛争を想定した理解が得点につながります。出題数36問。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
ビジネス著作権検定について
実務で使う著作権の判断力を証明
| 主催 | 一般財団法人 サーティファイ著作権検定委員会 |
|---|---|
| 出題形式 | 多肢選択式(試験時間・出題数は級により異なるため公式サイトで要確認) |
| 試験時間 | 初級60分・上級90分 |
| 受験料 | 初級5,300円・上級8,200円 |
| 合格基準 | 初級は65%以上、上級は70%以上 |
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
ビジネス著作権検定の関連記事
判例と事例問題で差がつくビジネス著作権検定の学習手順
コンテンツを扱う職種なら、出版でも広告でも教育でも避けて通れない知識。サーティファイが実施する検定を初級と上級に分けて捉え直し、著作権法の骨格をどの順に身につけるかへ絞った内容。
初級と上級で何が変わる?ビジネス著作権検定の壁
事例問題と判例問題は、どんな聞かれ方をするのか。法律を学んだ経験がなくても届くのか。サーティファイの出題傾向と受験職種、知財・法律系のなかでの立ち位置から判断を助けます。
著作物から侵害と救済まで:ビジネス著作権検定の要点
引用が認められる4要件、保護期間の起算点、著作者人格権と支分権の線引き。あいまいなまま本番に入りやすい論点を対比の形で並べ、直前に一気に見返せるようにした要点集です。