第三種冷凍機械責任者 ⑥ 冷媒配管・安全装置

冷媒配管の設計・施工と、異常時に装置を守る安全装置を扱う分野。配管では吸込み管・吐出し管・液管ごとに必要な冷媒ガス速度、油戻りを確保する立ち上がり管やトラップ、二重立ち上がり管、圧力降下を抑える管径選定が問われる。安全装置は安全弁、破裂板、溶栓、高圧遮断装置の作動圧力と設定の考え方、安全弁の口径計算、放出管の取り扱いが中心になる。冷凍保安規則やその例示基準の数値が絡むため、法令分野と重なる論点も多い。溶栓は可燃性ガス・毒性ガスには使えないなど、冷媒の種類によって可否が変わる規定は取り違えやすいので条件つきで覚えたい。

この分野の問題43問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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218冷媒配管の横走り管には、原則として冷媒の流れ方向にどのような勾配をつける必要があるか。

  1. A1/150〜1/250の下り勾配
  2. B1/50〜1/100の上り勾配
  3. C1/300〜1/400の下り勾配
  4. D勾配をつけず水平を保つ
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正解:A1/150〜1/250の下り勾配

横走り管には、冷媒の流れ方向に1/150〜1/250の下り勾配をつけることが原則とされている。

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219アンモニア冷媒の配管材料として使用してはならないものはどれか。

  1. Aアルミニウム合金
  2. B配管用炭素鋼鋼管
  3. C圧力配管用炭素鋼鋼管
  4. D銅および銅合金
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正解:D銅および銅合金

アンモニア冷媒は銅および銅合金(真ちゅうを含む)を腐食させるため、配管材料として使用できない。

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220横走り吸込み管に不必要なUトラップを設けた場合、圧縮機の運転においてどのような危険が生じるか。

  1. A圧縮機の始動時などに多量の液が一挙に吸い込まれ、液圧縮を起こす危険がある。
  2. B吸込み圧力が異常上昇し、高圧遮断装置が頻繁に作動する。
  3. Cトラップ内の冷媒がフラッシュガスとなり、膨張弁の機能が停止する。
  4. D吐出しガス温度が異常に低下して冷凍能力が減少する。
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正解:A圧縮機の始動時などに多量の液が一挙に吸い込まれ、液圧縮を起こす危険がある。

Uトラップに油や冷媒液がたまり、始動時などに一気に吸い込まれることで液圧縮を起こす危険が生じる。

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221配管用炭素鋼鋼管(SGP)の使用条件として、正しいものはどれか。

  1. A温度が100℃を超える耐圧部分には使用できない。
  2. Bアンモニアなどの毒性のある冷媒の配管に使用できる。
  3. C設計圧力が1.0MPaを超える耐圧部分に使用できる。
  4. D-50℃の低温配管にも安全に使用できる。
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正解:A温度が100℃を超える耐圧部分には使用できない。

配管用炭素鋼鋼管(SGP)は温度が100℃を超える部分や、設計圧力が1.0MPaを超える耐圧部分、毒性のある冷媒には使用できない。

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222冷媒配管の管径と冷媒の流速、流れ抵抗の関係について正しいものはどれか。

  1. A管径が大きいほど流速は速くなり、流れ抵抗は大きくなる。
  2. B管径が小さいほど流速は遅くなり、流れ抵抗は大きくなる。
  3. C管径が小さいほど流速は速くなり、流れ抵抗は小さくなる。
  4. D管径が大きいほど流速は遅くなり、流れ抵抗は小さくなる。
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正解:D管径が大きいほど流速は遅くなり、流れ抵抗は小さくなる。

管の内径が大きいほど冷媒の流速は遅くなり、流速が遅いほど流れ抵抗は小さくなって圧力降下を低減できる。

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223フルオロカーボン冷凍装置の吐出しガス配管の横走り管において、油が確実に運ばれるために必要なガス速度の下限はおよそどれくらいか。

  1. A約1.5m/s以上
  2. B約3.5m/s以上
  3. C約6.0m/s以上
  4. D約10.0m/s以上
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正解:B約3.5m/s以上

吐出しガス配管の横走り管では、油を確実に運ぶため約3.5m/s以上のガス速度が必要である。

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224圧縮機の吐出しガス配管を施工する際、圧縮機への液や油の逆流を防ぐために設ける勾配はどれか。

  1. A凝縮器に向かって下がり勾配をつける。
  2. B凝縮器に向かって上り勾配をつける。
  3. C圧縮機に向かって下がり勾配をつける。
  4. D膨張弁に向かって上り勾配をつける。
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正解:A凝縮器に向かって下がり勾配をつける。

停止中に配管内で凝縮した液や油が圧縮機へ逆流しないよう、凝縮器に向かって下がり勾配をつける。

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225フルオロカーボン冷媒の配管材料として使用してはならないアルミニウム合金の条件はどれか。

  1. A1%以上の亜鉛を含有するアルミニウム合金
  2. B2%を超えるマグネシウムを含有するアルミニウム合金
  3. C3%を超える銅を含有するアルミニウム合金
  4. D4%以上の鉄を含有するアルミニウム合金
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正解:B2%を超えるマグネシウムを含有するアルミニウム合金

フルオロカーボン冷媒に対しては、2%を超えるマグネシウムを含有するアルミニウム合金を使用することはできない。

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226吐出しガス配管において、過大な圧力降下を防ぐために望ましい摩擦損失による圧力降下の値はどれか。

  1. A10kPa以下
  2. B20kPa以下
  3. C35kPa以下
  4. D50kPa以下
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正解:B20kPa以下

吐出しガス配管の摩擦損失による圧力降下は、20kPa以下が望ましいとされている。

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227銅配管のろう付け作業を行う際、電磁弁やキャピラリチューブなどの詰まりを防ぐために行うべき処置はどれか。

  1. A配管内に酸素ガスを流し、燃焼を促進させる。
  2. B配管の表面に冷却水をかけながら作業を行う。
  3. Cろう付け部をあらかじめ真空引きしておく。
  4. D配管内に窒素ガスを流し、酸化皮膜を生成させないようにする。
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正解:D配管内に窒素ガスを流し、酸化皮膜を生成させないようにする。

ろう付け作業時には配管内に窒素ガスを流し、酸化皮膜の生成を防ぐことで機器の詰まりを防止する。

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228高圧液配管において、フラッシュガスが発生する原因となるのはどれか。

  1. A冷媒液が飽和温度以上に温められた場合
  2. B冷媒液の圧力が飽和圧力よりも上昇した場合
  3. C凝縮器の冷却水量が過剰になった場合
  4. D膨張弁の開度が極端に小さくなった場合
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正解:A冷媒液が飽和温度以上に温められた場合

高圧液配管が外部から飽和温度以上に温められるか、液の圧力が飽和圧力よりも低下した場合にフラッシュガスが発生する。

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229高圧液配管内でフラッシュガスが発生した場合に起こる影響として、正しいものはどれか。

  1. A冷媒の流れ抵抗が小さくなり、フラッシュガスの発生が収まる。
  2. B膨張弁を通過する冷媒液流量が増加し、冷凍能力が上昇する。
  3. C冷媒の流れ抵抗が大きくなり、冷凍能力が低下する。
  4. D圧縮機の吸込み圧力が上昇し、液圧縮の原因となる。
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正解:C冷媒の流れ抵抗が大きくなり、冷凍能力が低下する。

フラッシュガスが発生すると冷媒の流れ抵抗が大きくなって圧力降下が増し、膨張弁を通る液流量が減少して冷凍能力が低下する。

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230高圧液配管においてフラッシュガスの発生を防ぐための管径選定の基準として、正しいものはどれか。

  1. A冷媒液の流速が1.5m/s以上になるようにする。
  2. B冷媒液の流速が3.5m/s以下になるようにする。
  3. C冷媒液の流速が3.5m/s以上になるようにする。
  4. D冷媒液の流速が1.5m/s以下になるようにする。
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正解:D冷媒液の流速が1.5m/s以下になるようにする。

高圧液配管ではフラッシュガスの発生を防ぐため、圧力降下を小さくするよう流速を1.5m/s以下に抑える。

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231凝縮器から受液器へ冷媒液を流下しやすくするために、液流下管とともに設けられる管は何か。

  1. A均圧管
  2. B放出管
  3. Cキャピラリチューブ
  4. D二重立ち上がり管
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正解:A均圧管

冷媒液が流下しやすくなるよう、凝縮器と受液器の間には太い液流下管とともに均圧管が設けられる。

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232フルオロカーボン冷媒の吸込み蒸気配管において、立ち上がり管で油を確実に運ぶために必要な蒸気速度の下限はどれか。

  1. A約1.5m/s以上
  2. B約3.5m/s以上
  3. C約6m/s以上
  4. D約10m/s以上
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正解:C約6m/s以上

フルオロカーボン冷媒の吸込み蒸気配管では、横走り管で約3.5m/s以上、立ち上がり管では約6m/s以上の蒸気速度が必要である。

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233吸込み蒸気配管に防熱を施す主な目的として、最も適切なものはどれか。

  1. A周囲の熱を吸収して、蒸発器の冷凍能力を向上させるため。
  2. B吸込み蒸気温度を上昇させ、圧縮機の潤滑油の粘度を低下させるため。
  3. C吐出しガス温度の異常上昇を防ぎ、管表面の結露や結霜を防止するため。
  4. D冷媒液の過冷却度を大きくし、フラッシュガスの発生を防ぐため。
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正解:C吐出しガス温度の異常上昇を防ぎ、管表面の結露や結霜を防止するため。

防熱を施すことで吸込み蒸気温度の上昇(吐出しガス温度の異常上昇)を防ぎ、同時に管表面の結露や結霜を防止する。

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234容量制御装置をもつ圧縮機において、アンロード運転時の立ち上がり管における油戻しを確実にするために設置されるものは何か。

  1. A均圧管
  2. B液流下管
  3. C中間トラップ
  4. D二重立ち上がり管
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正解:D二重立ち上がり管

軽負荷運転時でも油を圧縮機に戻せるよう適切な蒸気速度を確保するために、二重立ち上がり管が設置される。

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235吸込み蒸気配管の立ち上がり部分が非常に長い場合、圧縮機に油を戻しやすくするための中間トラップはどの程度の間隔で設けるか。

  1. A約3mごと
  2. B約5mごと
  3. C約10mごと
  4. D約20mごと
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正解:C約10mごと

立ち上がり部分が非常に長い吸込み蒸気配管では、約10mごとに中間トラップを設けて油を戻しやすくする。

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236複数の蒸発器から吸込み主管へ配管を接続する際、無負荷時の油や冷媒液の流入を防ぐために適切な接続方法はどれか。

  1. A吸込み主管の上側から接続する。
  2. B吸込み主管の側面から水平に接続する。
  3. C吸込み主管の下側から接続する。
  4. DUトラップを介して主管の下側に接続する。
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正解:A吸込み主管の上側から接続する。

蒸発器が無負荷になったときに油や凝縮液が吸込み主管から流れ込むのを防ぐため、吸込み主管の上側から接続する。

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237二重立ち上がり管の働きについて、容量制御運転時(軽負荷時)の冷媒蒸気の流れとして正しいものはどれか。

  1. A冷媒蒸気は細管と太管の両方を均等に通って油を運ぶ。
  2. B蒸気速度が落ちてトラップに油がたまるため、冷媒蒸気は細管のみを通る。
  3. Cトラップ内の油が逆流を防ぐため、冷媒蒸気は太管のみを通る。
  4. D圧力降下を防ぐため、冷媒蒸気は一時的にバイパス管を通る。
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正解:B蒸気速度が落ちてトラップに油がたまるため、冷媒蒸気は細管のみを通る。

容量制御時は蒸気速度が落ちてトラップに油がたまり太管が塞がれるため、冷媒蒸気は最小の蒸気速度を確保できる細管を通る。

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238圧縮機に取り付ける安全弁の最小口径を求める計算式において、冷媒の種類ごとの定数に乗じる値はどれか。

  1. A圧縮機の回転速度
  2. Bシリンダの容積
  3. Cピストン押しのけ量の平方根
  4. D吐出し圧力の平方根
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正解:Cピストン押しのけ量の平方根

圧縮機の安全弁の最小口径は、ピストン押しのけ量の平方根と冷媒の種類によって定められた定数を乗じることで求められる。

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239圧力容器の安全弁の最小口径を算出する定数について、同じ大きさの圧力容器で比較した場合の特徴として正しいものはどれか。

  1. A多くの冷媒では低圧部用の口径のほうが大きくなる。
  2. B高圧部用と低圧部用の口径は必ず同じになる。
  3. C常に高圧部用の口径のほうが大きくなる。
  4. D圧力容器の内容積によって高圧と低圧の大小が逆転する。
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正解:A多くの冷媒では低圧部用の口径のほうが大きくなる。

定数の値は多くの冷媒で高圧部よりも低圧部のほうが大きいため、同じ容器サイズでも低圧部に取り付ける安全弁の口径のほうが大きくなる。

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240冷凍保安規則関係例示基準において、圧力容器に安全弁の取付けが義務づけられているのは内容積がいくら以上のものか。

  1. A100リットル以上
  2. B300リットル以上
  3. C500リットル以上
  4. D1000リットル以上
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正解:C500リットル以上

シェル形の凝縮器や受液器などの圧力容器で安全弁の取付けが義務づけられるのは、内容積500リットル以上のものである。

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241安全弁の吹出し圧力は、圧縮機の吐出し側の許容圧力の何倍、または直接圧力を受ける容器の許容圧力の何倍のうち低いほうの圧力以下にする必要があるか。

  1. A1.0倍
  2. B1.1倍
  3. C1.15倍
  4. D1.2倍
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正解:D1.2倍

安全弁の吹出し圧力は、吐出し側の許容圧力の1.2倍、または容器の許容圧力の1.2倍のうちいずれか低いほうの圧力以下とされている。

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242安全弁の吹出し圧力は、設定された吹始め圧力の何倍以下にしなければならないとされているか。

  1. A1.1倍以下
  2. B1.15倍以下
  3. C1.2倍以下
  4. D1.25倍以下
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正解:B1.15倍以下

安全弁の吹出し圧力は、吹始め圧力の1.15倍以下とされている。

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243安全弁の構造について、各部のガス通過面積はどの程度の大きさが求められるか。

  1. A安全弁の口径面積の2分の1以上
  2. B接続される配管の断面積の1.5倍以上
  3. C止め弁の口径面積以上
  4. D安全弁の口径面積以上
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正解:D安全弁の口径面積以上

安全弁の各部のガス通過面積は、安全弁の口径面積以上であることが定められている。

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244フルオロカーボン冷媒の冷凍装置に設ける安全弁の放出管において、特に配慮すべき事項はどれか。

  1. A噴出したガスを再度圧縮機に吸い込ませて回収する。
  2. B噴出したガスによる酸欠のおそれが生じないようにする。
  3. C毒性を除外するための除害設備を必ず経由させる。
  4. D放出されるガスの温度を大気温度まで冷却する。
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正解:B噴出したガスによる酸欠のおそれが生じないようにする。

フルオロカーボン冷媒の放出管では、噴出したガスが直接第三者に危害を与えないよう、特に酸欠のおそれが生じないようにする必要がある。

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245圧縮機において安全弁の取付けが義務づけられているのは、冷凍能力が何トン以上の場合か。

  1. A5トン以上
  2. B10トン以上
  3. C20トン以上
  4. D50トン以上
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正解:C20トン以上

冷凍保安規則関係例示基準では、冷凍能力が20トン以上の圧縮機に安全弁の取付けを義務づけている。

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246圧力容器に取り付ける安全弁の最小口径を計算する際、圧力容器の寸法から用いる値はどれか。

  1. A外径と長さの和の平方根
  2. B内径と長さの和の平方根
  3. C外径と長さの積の平方根
  4. D内径と長さの積の平方根
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正解:C外径と長さの積の平方根

圧力容器の安全弁の最小口径は、圧力容器の外径と長さの積の平方根と、冷媒ごとの定数を乗じて求められる。

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247溶栓に詰められた金属が溶融する温度(溶融温度)は、原則として何度以下とされているか。

  1. A60℃以下
  2. B75℃以下
  3. C90℃以下
  4. D100℃以下
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正解:B75℃以下

溶栓の金属が溶融する温度は、原則として75℃以下とされている。

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248溶栓を取り付けてはならない場所として、適切なものはどれか。

  1. A受液器の上部など、冷媒ガスが滞留しやすい部分
  2. B圧縮機の吸込み蒸気配管で、防熱が施されている部分
  3. C冷凍装置の低圧側配管のうち、結露が発生しやすい部分
  4. D高温の吐出しガスで加熱される部分や、水冷凝縮器の冷却水で冷却される部分
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正解:D高温の吐出しガスで加熱される部分や、水冷凝縮器の冷却水で冷却される部分

溶栓は温度によって溶融するため、高温ガスで加熱される場所や冷却水で冷却される場所など、温度を正しく感知できない場所には取り付けられない。

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249アンモニアを冷媒とする冷凍装置において、溶栓を安全装置として使用できるか。

  1. Aいったん溶融すると大気圧と等しくなるまで噴出を続けるため、毒性ガスには使用できない。
  2. B溶融温度を100℃以下に設定すれば使用できる。
  3. C一端が除害設備に接続されていれば使用できる。
  4. D内容積が500リットル未満の容器であれば使用できる。
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正解:Aいったん溶融すると大気圧と等しくなるまで噴出を続けるため、毒性ガスには使用できない。

溶栓は作動すると大気圧になるまで冷媒を放出し続けるため、可燃性ガスや毒性ガス(アンモニアなど)を冷媒とする装置では使用できない。

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250溶栓の口径は、圧力容器に取り付ける安全弁の最小口径のどれくらい以上とされているか。

  1. A4分の1以上
  2. B2分の1以上
  3. C3分の1以上
  4. D安全弁の最小口径と同じ大きさ以上
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正解:B2分の1以上

溶栓の口径は、圧力容器に取り付ける安全弁の最小口径の2分の1以上とされている。

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251破裂板を安全装置として使用できない冷媒設備の条件はどれか。

  1. A遠心式圧縮機を採用したターボ冷凍機
  2. B内容積が500リットル以上のシェル形蒸発器
  3. C可燃性ガスまたは毒性ガスを冷媒とした冷凍装置
  4. Dフルオロカーボンを使用する10冷凍トン未満の冷凍設備
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正解:C可燃性ガスまたは毒性ガスを冷媒とした冷凍装置

破裂板も溶栓と同様に、作動すると冷媒が大気圧と等しくなるまで放出され続けるため、可燃性ガスや毒性ガスの冷凍装置には使用できない。

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252高圧遮断装置の復帰方式は、原則としてどの方式としなければならないか。

  1. A手動復帰式
  2. B半自動復帰式
  3. C自動復帰式
  4. Dタイマー連動復帰式
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正解:A手動復帰式

高圧遮断装置の復帰方式は、異常を安全に確認するため原則として手動復帰式とされている。

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253高圧遮断装置の作動圧力の設定として正しいものはどれか。

  1. A安全弁の吹始め圧力の最低値以上の圧力
  2. B高圧部の許容圧力を超える圧力
  3. C安全弁の吹出し圧力の最高値以上の圧力
  4. D安全弁の吹始め圧力の最低値以下の圧力
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正解:D安全弁の吹始め圧力の最低値以下の圧力

安全弁が噴出する前に圧縮機を停止させるため、高圧遮断装置の作動圧力は安全弁の吹始め圧力の最低値以下、かつ許容圧力以下に設定する。

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254液封事故が発生しやすい場所と状況として、最も適切なものはどれか。

  1. A圧縮機の吐出しガス配管内で、冷媒ガスが急激に冷却されたとき。
  2. B蒸気の空間がなく冷媒液だけで満たされた低圧側の液配管の両端の弁が閉じられ、外部から温められたとき。
  3. C凝縮器内の冷媒液が、急激な圧力降下によって一斉に気化したとき。
  4. D吸込み蒸気配管の中間トラップに多量の油が溜まり、急激に負荷が上昇したとき。
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正解:B蒸気の空間がなく冷媒液だけで満たされた低圧側の液配管の両端の弁が閉じられ、外部から温められたとき。

液封は、蒸気空間のない配管や弁などで冷媒液が封鎖され、外部から温められて膨張し著しい高圧になることで発生する。

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255液封により著しい圧力上昇のおそれがある部分に取り付ける安全装置として、規定に含まれていないものはどれか。

  1. A破裂板
  2. B安全弁
  3. C溶栓
  4. D圧力逃がし装置
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正解:C溶栓

液封防止のための安全装置には、安全弁、破裂板または圧力逃がし装置を取り付けるが、溶栓はこれに含まれていない。

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256ガス漏えい検知警報設備の設置の指標となる、冷媒ガスが漏えいした際に人間が自ら避難できる程度の濃度基準を何というか。

  1. A許容濃度
  2. B致死濃度
  3. C爆発下限界濃度
  4. D限界濃度
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正解:D限界濃度

ガス漏えい検知警報設備の設置は、高圧ガス保安協会が策定した基準における冷媒ガスの限界濃度を指標として義務づけられている。

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257溶栓と破裂板に共通する作動後の特徴はどれか。

  1. A一度作動すると、内部の冷媒が大気圧と等しくなるまで噴出を続ける。
  2. B内部の冷媒ガス圧力が異常上昇する前に、圧縮機の電源を遮断する。
  3. C圧力が設定値未満に下がると自動的に閉止し、冷媒の放出を止める。
  4. D作動後は手動で復帰ボタンを押すことで、再度使用可能になる。
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正解:A一度作動すると、内部の冷媒が大気圧と等しくなるまで噴出を続ける。

溶栓も破裂板も、いったん作動すると冷媒の噴出を止められず、大気圧になるまで放出し続けるという共通点がある。

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258高圧遮断装置が自動復帰式でも認められる場合がある冷凍設備の条件はどれか。

  1. Aアンモニア冷媒を使用する50冷凍トン以上の設備
  2. Bフルオロカーボン冷媒を使用する10冷凍トン未満で、自動運転停止で危険が生じない設備
  3. C可燃性ガスを使用する内容積500リットル以上の設備
  4. D遠心式圧縮機を採用したすべてのターボ冷凍設備
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正解:Bフルオロカーボン冷媒を使用する10冷凍トン未満で、自動運転停止で危険が生じない設備

原則は手動復帰式だが、フルオロカーボン冷媒を使用する10冷凍トン未満で危険が生じない設備に限り、自動復帰式でもかまわない。

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259冷媒設備に破裂板と安全弁の両方を取り付けた場合、破裂板の破裂圧力はどのように設定するよう定められているか。

  1. A安全弁の作動圧力未満とする。
  2. B安全弁の作動圧力の2分の1とする。
  3. C安全弁の作動圧力と同じか、それ以上とする。
  4. D許容圧力の1.5倍とする。
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正解:C安全弁の作動圧力と同じか、それ以上とする。

破裂板および安全弁を取り付けた場合、破裂板の破裂圧力は安全弁の作動圧力以上とするよう定められている。

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260安全装置が直ちにその圧力以下に戻さなければならないとされる許容圧力とは何を意味するか。

  1. Aその冷媒設備において実際に許容できる最高の圧力。
  2. B冷媒ガスが液化する飽和圧力の最高値。
  3. C耐圧試験において容器が破裂しないぎりぎりの圧力。
  4. D通常運転時に維持されるべき平均的な圧力。
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正解:Aその冷媒設備において実際に許容できる最高の圧力。

許容圧力とは、冷媒設備において安全上実際に許容できる最高の圧力のことを指す。安全装置は圧力をこれ以下に戻すために設けられる。

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