第505問Linuxシステムの時刻(システムクロック)はどこで管理されているか。
- AマザーボードのCMOSバッテリ
- Bメモリ上のLinuxカーネル
- C外部のNTPサーバ
- Dsystemdのjournalデーモン
システムの起動とサービス管理を扱う分野です。起動プロセスでは電源投入からログインまでの流れ、ブートローダの役割、初期化システムによるサービスの起動制御が中心テーマになります。サービスの起動・停止・有効化・状態確認の操作は実務で頻繁に使う操作です。ログ管理ではログの種類と保存場所、ログの確認と検索、ログローテーションの設定が頻出になります。あわせて時刻同期サービス、メール転送の基礎、印刷サービスも対象です。
この分野の問題63問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:C.システムクロックのUTC時刻をローカルタイムへ変換するための時差情報が格納されている。
システムクロックはUTCを使用しており、表示時に/etc/localtimeの時差情報を基にローカルタイムに変換される。
この問題の解説ページを開く →正解:C.hwclock --hctosys
--hctosys(-s)はハードウェアクロックを読み取り、その値でシステムクロックを設定する。--systohc(-w)は逆方向の設定を行う。
この問題の解説ページを開く →正解:B.hwclock -w
--systohc(-w)はシステムクロックの値でハードウェアクロックを設定する。-sは逆方向、-uと-lはハードウェアクロックをUTCとローカルタイムのどちらで扱うかの指定である。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ローカルホストが現在同期している参照サーバである
「*」は現在同期対象として選択されている参照サーバ(sys.peer)を示し、「+」は同期候補であることを示す。
この問題の解説ページを開く →正解:D.systemctl restart rsyslog
rsyslogでは「reload」が使用できないため、「systemctl restart rsyslog」で再起動する必要がある。
この問題の解説ページを開く →正解:D./var/log/journalが存在すればそこに、なければ/run/log/journalに保存する。
autoは/var/log/journalディレクトリの有無を判定し、保存先を自動で切り替える。
この問題の解説ページを開く →正解:B.1日1回、/etc/cron.daily/logrotateスクリプトにより実行される。
一般的なLinuxシステムでは、cron.dailyに配置されたスクリプトから日次で自動実行される。
この問題の解説ページを開く →正解:A.メールの送信先となるホスト名をDNSで解決し、メールを転送するプログラム。
MTA(Mail Transfer Agent)はSMTPを利用して他のMTAへメールをリレーする役割を持つ。
この問題の解説ページを開く →正解:D.MTAが受け取ったメールをローカルユーザのメールディレクトリ(スプール)に格納する。
MDAはローカルサーバに到着したメールを各ユーザのメールボックスに配送するプログラムである。
この問題の解説ページを開く →正解:D.syslog-ng.confはsyslog.confとは書式が異なり後方互換性がない。
rsyslogは後方互換性を持つが、syslog-ngは独自の書式であるため互換性がない。
この問題の解説ページを開く →正解:D.journalctl --since "2020-05-09 09:00:00"
--sinceや--untilオプションの日時は「YYYY-MM-DD HH:MM:SS」の形式で指定する。
この問題の解説ページを開く →正解:A.procmail
一般的なLinuxディストリビューションのSendmailはFEATURE(local_procmail)によりprocmailをローカル配信エージェントとして使用する。一方Postfixはlocalデーモンを使用する。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ローカルホストの時刻を基準としたリモートサーバとの時刻のずれ(ミリ秒)。
offsetは参照サーバとの時刻の差分を示し、正数ならローカルが遅れ、負数なら進んでいる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.NTPv4 (RFC5905)
ntpd 4.x系はRFC5905で規定されたNTPバージョン4の完全な実装であり、RFC1305のNTPv3とは互換性を保っている。
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