DCプランナー1級 ④ A分野 総合問題

A分野の各論を計算と横断知識でつなぐ総合問題。収録53問では、報酬比例部分を1000分の7.125と1000分の5.481の乗率で2期間に分けて計算する問題、経過的加算額、付加年金の年額、簡便法による退職給付引当金と退職給付費用、退職一時金制度から企業型年金へ移換する際の年度別移換額や制度終了時の特別損益といった数字を出す設問が並ぶ。あわせて種別変更や追納の届出期限、特定適用事業所の要件、任意継続被保険者の期限など、手続の日数・年数を問う設問も多い。

この分野の問題53問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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165国民年金の第1号被保険者となる者が、厚生年金保険の被保険者資格を喪失したことに伴う種別変更の届出は、原則として喪失日から何日以内に行わなければならないか。

  1. A10日以内
  2. B30日以内
  3. C14日以内
  4. D20日以内
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正解:C14日以内

国民年金の種別変更の届出は、厚生年金保険の資格喪失日から原則として14日以内に市区町村の窓口で行う必要があります。

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166国民年金保険料の免除を受けた期間について、後から保険料を追納できる期間は、追納が承認された月の前何年以内の免除期間に限られるか。

  1. A5年
  2. B2年
  3. C15年
  4. D10年
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正解:D10年

免除された国民年金保険料の追納ができるのは、追納承認月の前10年以内の期間に限られています。

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167国民年金の保険料の4分の1免除を受け、残り4分の3の保険料を納付した場合、その期間の月数は老齢基礎年金の額にどの程度の割合で反映されるか。

  1. A8分の7
  2. B4分の3
  3. C2分の1
  4. D8分の5
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正解:A8分の7

保険料の4分の1免除(4分の3納付)期間は、追納がない場合、その月数の8分の7が老齢基礎年金額に反映されます。

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168老齢厚生年金の報酬比例部分を計算する際、2003年3月以前の期間(平均標準報酬月額250000円、期間36月)と2003年4月以後の期間(平均標準報酬額400000円、期間279月)がある場合の合計額はいくらか。なお、乗率はそれぞれ1000分の7.125、1000分の5.481とする。

  1. A1120937円
  2. B697237円
  3. C675805円
  4. D611680円
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正解:C675805円

前の期間(250000×7.125÷1000×36=64125)と後の期間(400000×5.481÷1000×279=611680)の合計となります。

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169経過的加算額の計算において、1766円に「厚生年金保険の被保険者期間の月数(315月)」を乗じた額から、老齢基礎年金相当額(847300円に「20歳以上60歳未満の被保険者期間303月÷480月」を乗じた額)を差し引いた額はいくらか。

  1. A25600円
  2. B21432円
  3. C18520円
  4. D23110円
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正解:B21432円

556290円から534858円(円未満四捨五入)を差し引いた21432円が経過的加算額となります。

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170老齢厚生年金の加給年金額(423700円)が加算される要件として、厚生年金保険の被保険者期間は原則として何年以上必要か。

  1. A25年以上
  2. B10年以上
  3. C20年以上
  4. D15年以上
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正解:C20年以上

加給年金額が加算されるためには、原則として厚生年金保険の被保険者期間が20年以上(240月以上)あることが必要です。

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171国民年金の付加保険料(月額400円)を150月納付した場合、受給できる付加年金の年額はいくらになるか。

  1. A80000円
  2. B30000円
  3. C60000円
  4. D40000円
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正解:B30000円

付加年金の年額は「200円×付加保険料納付済期間」で計算されるため、200円×150月=30000円となります。

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172小規模企業共済の掛金月額について、選択できる範囲として正しいものはどれか。

  1. A1000円〜7万円(500円単位)
  2. B5000円〜10万円(1000円単位)
  3. C10000円〜7万円(1000円単位)
  4. D1000円〜5万円(500円単位)
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正解:A1000円〜7万円(500円単位)

小規模企業共済の掛金は、月額1000円から7万円までの範囲内で、500円単位で自由に選択できます。

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173国民年金基金の掛金拠出限度額について、小規模企業共済の掛金との関係として正しいものはどれか。

  1. A確定拠出年金の掛金と合算して月額68000円が上限となる
  2. B小規模企業共済の掛金と合算して月額68000円が上限となる
  3. C小規模企業共済の掛金にかかわらず月額68000円が上限となる
  4. D小規模企業共済の掛金を差し引いた残額が上限となる
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正解:C小規模企業共済の掛金にかかわらず月額68000円が上限となる

国民年金基金と小規模企業共済は同時に加入でき、双方の間で掛金を調整する規定はなく、基金の枠は独立しています。

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174国民年金基金の掛金を1年分前納した場合、割引される金額は掛金の何ヵ月分か。

  1. A0.5ヵ月分
  2. B1.0ヵ月分
  3. C0.1ヵ月分
  4. D0.2ヵ月分
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正解:C0.1ヵ月分

国民年金基金の掛金を4月から翌年3月までの1年分前納すると、0.1ヵ月分の掛金が割引されます。

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175「特定適用事業所」に該当する事業所において、厚生年金保険・健康保険の被保険者となるための週の所定労働時間の要件はどれか。

  1. A25時間以上
  2. B15時間以上
  3. C30時間以上
  4. D20時間以上
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正解:D20時間以上

従業員数等の要件を満たす特定適用事業所では、週の所定労働時間が20時間以上であれば被保険者となります。

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176健康保険の被保険者資格について、継続して雇用される場合、最長で何歳に達するまで被保険者となることができるか。

  1. A65歳
  2. B75歳
  3. C70歳
  4. D80歳
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正解:B75歳

健康保険の被保険者資格は、要件を満たして勤務を継続する場合、最長で75歳(後期高齢者医療制度への移行)までとなります。

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177雇用保険の被保険者が、定年退職等により「高年齢被保険者」として取り扱われるようになるのは、原則として何歳以上のときか。

  1. A65歳以上
  2. B75歳以上
  3. C60歳以上
  4. D70歳以上
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正解:A65歳以上

雇用保険において「高年齢被保険者」とは、65歳以上の被保険者のことを指します。

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178健康保険の任意継続被保険者となるための申出期限は、資格喪失日から何日以内か。

  1. A10日以内
  2. B20日以内
  3. C30日以内
  4. D14日以内
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正解:B20日以内

任意継続被保険者の資格取得の申出は、原則として健康保険の資格喪失日から20日以内に行う必要があります。

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179健康保険の任意継続被保険者に関して、加入できる期間は最長でどのくらいか。

  1. A6ヵ月
  2. B3年
  3. C1年
  4. D2年
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正解:D2年

健康保険の任意継続被保険者として加入を継続できる期間は、最長で2年間です。

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18060歳で定年退職し、雇用保険の基本手当を受給する場合の所定給付日数は、被保険者期間が20年以上ある場合、原則として何日か。

  1. A180日
  2. B150日
  3. C120日
  4. D90日
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正解:B150日

定年退職者が雇用保険の基本手当を受給する場合、被保険者期間が20年以上あれば所定給付日数は150日となります。

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181高年齢雇用継続基本給付金を受給するための要件として、雇用保険の被保険者期間は通算で何年以上必要か。

  1. A3年以上
  2. B10年以上
  3. C1年以上
  4. D5年以上
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正解:D5年以上

高年齢雇用継続基本給付金を受給するには、雇用保険の被保険者期間が通算して5年以上あることが必要です。

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182高年齢雇用継続基本給付金において、給付金が支給されるのは、60歳以後の賃金が60歳到達時点の賃金月額の何%未満に低下した場合か。

  1. A65%未満
  2. B60%未満
  3. C85%未満
  4. D75%未満
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正解:D75%未満

給付の対象となるのは、60歳以後の各月に支払われた賃金が、60歳到達時点の賃金月額の75%未満に低下した場合です。

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183高年齢雇用継続基本給付金の給付率は、賃金の低下率が64%未満の場合、支払われた賃金額の最大何%となるか。

  1. A20%
  2. B10%
  3. C15%
  4. D5%
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正解:B10%

2025年4月より、賃金の低下率が64%未満の場合の給付率は上限の10%(以前は15%)となっています。

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184定年退職者が雇用保険の基本手当について、求職の申込みをしないことを希望して受給期間の延長を行った場合、延長後の受給期間は最長で何年か。

  1. A2年
  2. B4年
  3. C5年
  4. D3年
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正解:A2年

定年退職者は求職の申込みをしない期間(最長1年)を加算でき、原則の1年と合わせて最長2年まで受給期間を延長できます。

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185雇用保険の基本手当を受給するためには、原則として何週間に一度、ハローワークで失業の認定を受ける必要があるか。

  1. A8週間に一度
  2. B2週間に一度
  3. C1週間に一度
  4. D4週間に一度
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正解:D4週間に一度

基本手当の受給には、原則として4週間に一度、直前の28日間の各日について失業の認定を受ける必要があります。

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186定年退職者が雇用保険の基本手当を受給するための要件として、離職の日以前2年間に被保険者期間が通算して何ヵ月以上必要か。

  1. A10ヵ月以上
  2. B6ヵ月以上
  3. C24ヵ月以上
  4. D12ヵ月以上
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正解:D12ヵ月以上

定年退職(自己都合等)の場合、離職の日以前2年間に被保険者期間が通算12ヵ月以上あることが受給の要件です。

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187「年金原資が非課税枠内」である財形年金貯蓄から受け取る年金について、所得税法上の取扱いはどうなるか。

  1. A雑所得として課税される
  2. B非課税となる
  3. C利子所得として課税される
  4. D配当所得として課税される
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正解:B非課税となる

財形年金貯蓄において、年金原資が非課税枠(財形住宅と合わせて550万円)の範囲内であれば、受け取る年金は非課税となります。

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188公的年金等の収入金額(老齢基礎年金、企業型年金等の合計)が290万円である65歳以上の者が、「110万円超〜330万円未満」の速算表(割合100%、控除額110万円)を用いる場合、雑所得の金額はいくらか。

  1. A110万円
  2. B290万円
  3. C180万円
  4. D150万円
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正解:C180万円

公的年金等控除額を差し引いて計算します(290万円-110万円=180万円)。

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189遺族基礎年金を受給できる遺族の範囲として、正しいものはどれか。

  1. A配偶者または孫
  2. B子のある配偶者または子
  3. C子のある妻または父母
  4. D配偶者または子
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正解:B子のある配偶者または子

遺族基礎年金の受給対象は、亡くなった被保険者によって生計を維持されていた「子のある配偶者」または「子」に限定されます。

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190遺族基礎年金の対象となる「子」の年齢制限について、障害等級1級または2級に該当する場合、何歳未満まで認められるか。

  1. A22歳未満
  2. B20歳未満
  3. C25歳未満
  4. D18歳未満
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正解:B20歳未満

「子」は原則18歳到達年度末までですが、所定の障害状態にある場合は20歳未満まで対象となります。

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191遺族基礎年金の額を計算する際、第1子および第2子に係る「子の加算額」は、1人につきいくらか(令和8年度価額)。

  1. A81300円
  2. B234800円
  3. C243800円
  4. D162600円
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正解:C243800円

遺族基礎年金の加算額は、第1子・第2子までは1人につき243800円、第3子以降は81300円です。

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192遺族厚生年金の額は、原則として、亡くなった者の老齢厚生年金の報酬比例部分の額の何分のいくつに相当するか。

  1. A5分の4
  2. B2分の1
  3. C3分の2
  4. D4分の3
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正解:D4分の3

遺族厚生年金の額は、死亡した被保険者の老齢厚生年金の報酬比例部分の額の4分の3に相当する額となります。

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193遺族厚生年金の「短期要件」に該当する場合、被保険者期間が300月に満たないときは、何月として年金額を計算するか。

  1. A360月
  2. B480月
  3. C300月
  4. D240月
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正解:C300月

死亡した時点での被保険者期間が300月に満たない場合でも、短期要件であれば300月とみなして年金額を計算する最低保障があります。

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194中小企業退職金共済(中退共)から企業型年金への資産移換を行う場合、移換される資産の名称は何か。

  1. A掛金累計額
  2. B積立不足額
  3. C過去勤務債務額
  4. D解約手当金相当額
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正解:D解約手当金相当額

中退共から企業型年金へ資産を移換する場合、その対象は「解約手当金相当額」となります。

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195中退共を実施する事業所が企業型年金を実施する事業所と合併した場合、資産移換の申出は合併等の日から起算していつまでに行う必要があるか。

  1. A3ヵ月以内
  2. B2年以内
  3. C1年以内
  4. D6ヵ月以内
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正解:C1年以内

合併等に伴う中退共からの資産移換の申出は、合併等を行った日から起算して1年以内に行う必要があります。

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196中退共の退職金共済契約を解除して企業型年金へ資産を移換する場合、解除日の翌日から起算して何ヵ月以内に申し出る必要があるか。

  1. A3ヵ月以内
  2. B1ヵ月以内
  3. C6ヵ月以内
  4. D2ヵ月以内
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正解:A3ヵ月以内

資産移換の申出は、中退共契約の解除日の翌日から起算して3ヵ月以内に行わなければなりません。

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197中退共の契約者が、合併等に伴い共済契約を解除する場合に従業員の同意が必要か否かについて、正しい説明はどれか。

  1. A従業員代表の同意があればよい
  2. B事業主の判断のみで解除できる
  3. C労働局の承認があれば同意は不要である
  4. D被共済者(従業員)の同意を得なければならない
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正解:D被共済者(従業員)の同意を得なければならない

事業主(共済契約者)の都合で中退共契約を解除する場合には、原則として被共済者(従業員)の同意を得る必要があります。

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198退職給付会計において、実際に支払が行われた時ではなく、労働の提供に伴って費用を認識する会計基準の考え方を何というか。

  1. A実現主義
  2. B発生主義
  3. C収支均衡主義
  4. D現金主義
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正解:B発生主義

退職給付会計では、支出の原因または効果の期間帰属に基づいて費用を認識する「発生主義」の考え方が採用されています。

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199退職給付会計における「年金資産」の定義として、含まれないものはどれか。

  1. A退職給付信託の資産
  2. B厚生年金基金の資産
  3. C社内留保されている退職給付引当金
  4. D確定給付企業年金の資産
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正解:C社内留保されている退職給付引当金

年金資産は企業から法的に分離されている必要があり、社内に留保されている引当金は含まれません。

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200簡便法において、企業年金制度のみを実施している場合の退職給付債務を、直近の年金財政計算上の数値で代用する場合、どの項目を用いるか。

  1. A数理債務
  2. B給付現価
  3. C最低積立基準額
  4. D責任準備金
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正解:A数理債務

簡便法では、企業年金制度のみの場合、直近の年金財政計算上の「数理債務」の額を退職給付債務とすることができます。

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201個別財務諸表において、簡便法により計算される「退職給付引当金」の算出式として正しいものはどれか。

  1. A勤務費用 + 利息費用
  2. B退職給付債務 + 年金資産
  3. C退職給付費用 - 掛金拠出額
  4. D退職給付債務 - 年金資産
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正解:D退職給付債務 - 年金資産

退職給付引当金は、簡便法により計算された退職給付債務から年金資産を差し引いて計上します。

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202期末の退職給付債務が600百万円、年金資産が520百万円であるとき、簡便法による期末の「退職給付引当金」はいくらか。

  1. A115百万円
  2. B600百万円
  3. C80百万円
  4. D450百万円
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正解:C80百万円

退職給付引当金=退職給付債務(600)-年金資産(520)=80百万円となります。

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203期首の引当金が50百万円、期末の引当金が80百万円、当期の掛金拠出額が85百万円、退職金支払額が0のとき、当期の「退職給付費用」はいくらか。

  1. A115百万円
  2. B30百万円
  3. C35百万円
  4. D165百万円
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正解:A115百万円

退職給付費用=期末引当金(80)-(期首引当金(50)-掛金(85))=80-(-35)=115百万円となります。

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204リスク分担型企業年金のうち、企業の拠出義務が規約に定められた拠出のみに限定され、実質的な追加拠出義務を負わないものは会計上どう分類されるか。

  1. A確定拠出制度
  2. B混合型制度
  3. C確定給付制度
  4. Dキャッシュ・バランス・プラン
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正解:A確定拠出制度

リスク分担型企業年金で企業の追加拠出義務が実質的にないものは、会計上「確定拠出制度」として取り扱われます。

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205退職給付会計において、期末時点でまだ受給権を取得していない従業員は、退職給付見込額の計算対象に含まれるか。

  1. A受給権がないため含まれない
  2. B計算対象に含まれる
  3. C勤続3年以上の者のみ含まれる
  4. D自己都合退職者のみ含まれる
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正解:B計算対象に含まれる

期末時点で受給権がない従業員であっても、将来の給付見込みを計算する退職給付見込額の対象に含まれます。

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206退職給付会計の連結財務諸表において、未認識数理計算上の差異や未認識過去勤務費用はどこに計上されるか。

  1. A純資産の部のその他の包括利益累計額
  2. B負債の部の退職給付引当金
  3. C資産の部の前払年金費用
  4. D損益計算書の特別損失
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正解:A純資産の部のその他の包括利益累計額

連結財務諸表では、これらはその他の包括利益で認識され、純資産の部のその他の包括利益累計額に計上されます。

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207退職給付債務の計算において、期間定額基準を用いる場合の計算式に含まれる「割引率」の用途として正しいものはどれか。

  1. A物価変動を調整するため
  2. B将来の支払見込額を現在価値に割り引くため
  3. C将来の運用益を予測するため
  4. D将来の昇給率を予測するため
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正解:B将来の支払見込額を現在価値に割り引くため

割引率は、将来の退職給付の支払見込額のうち期末までに発生したと認められる額を現在価値に換算するために用いられます。

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208原則として「簡便法」を適用することができる企業の従業員数の基準はどのくらいか。

  1. A300人未満
  2. B100人未満
  3. C50人未満
  4. D500人未満
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正解:A300人未満

退職給付会計における簡便法は、原則として従業員数が300人未満の企業に適用が認められています。

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209ある企業の数理債務が820百万円、比較指数が1.15であるとき、簡便法による退職給付債務はいくらか。

  1. A943百万円
  2. B820百万円
  3. C713百万円
  4. D1040百万円
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正解:A943百万円

退職給付債務=数理債務(820百万円)×比較指数(1.15)=943百万円として計算します。

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210退職一時金制度の一部を企業型年金に移行し資産を移換する場合、会計上の分類として正しいものはどれか。

  1. A制度の「統合」
  2. B制度の「改訂」
  3. C制度の「終了」
  4. D制度の「継続」
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正解:C制度の「終了」

退職一時金制度から企業型年金への移行(資産移換を伴うもの)は、会計上「退職給付制度の終了」の処理が行われます。

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211退職一時金制度から企業型年金への資産移換は、原則として何年度にわたって行わなければならないか。

  1. A3年度にわたる均等移換
  2. B5年度にわたる均等移換
  3. C2年度にわたる均等移換
  4. D4年度にわたる均等移換
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正解:D4年度にわたる均等移換

法令上、退職一時金制度から企業型年金への資産移換は、4年度にわたる各年度均等の分割移換となります。

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212移行前後の自己都合要支給額の差額が620百万円であり、これを4年度で分割移換する場合、各年度の移換額はいくらか。

  1. A124百万円
  2. B310百万円
  3. C155百万円
  4. D206百万円
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正解:C155百万円

620百万円÷4年度=155百万円が各年度の均等移換額となります。

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213制度の「終了」に伴い、減少する退職給付債務が685百万円、移換額(支払等)が620百万円、対応する未認識債務が62百万円(損失)であるとき、特別損益はいくらか。

  1. A3百万円の特別利益
  2. B127百万円の特別損失
  3. C65百万円の特別利益
  4. D3百万円の特別損失
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正解:A3百万円の特別利益

特別損益=(減少債務685-支払額620)-未認識債務62=3百万円(プラスなので利益)となります。

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214退職給付会計における数理計算上の差異や過去勤務費用を、発生した年度に全額計上せず、一定期間で費用処理する方法を何というか。

  1. A遅延認識
  2. B分割認識
  3. C平均認識
  4. D即時認識
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正解:A遅延認識

数理計算上の差異等を、残存勤務期間等にわたって規則的に費用処理する方法を「遅延認識」といいます。

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215給付算定式基準において、当期に発生したと認められる退職給付を現在価値に割り引いたものを何というか。

  1. A利息費用
  2. B期待運用収益
  3. C過去勤務費用
  4. D勤務費用
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正解:D勤務費用

勤務費用とは、退職給付見込額のうち当期に発生したと認められる額を現在価値に割り引いたものを指します。

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216健康保険の任意継続被保険者が負担する保険料について、正しい説明はどれか。

  1. A全額を自己負担する
  2. B全額を事業主が負担する
  3. C事業主と折半で負担する
  4. D国が一部を補助する
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正解:A全額を自己負担する

任意継続被保険者となった場合、それまで事業主が負担していた分も含め、保険料の全額を自己負担する必要があります。

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217高年齢雇用継続給付の支給限度額等の改定は、原則として毎年何月に行われるか。

  1. A4月1日
  2. B8月1日
  3. C10月1日
  4. D6月1日
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正解:B8月1日

雇用保険法の高年齢雇用継続給付に関する支給限度額等は、原則として毎年8月1日に改定されます。

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