第426問標的型攻撃の主な目的はどれか。
- A企業のWebサーバに大量の通信を送りサービスを停止させること
- B不特定多数のPCを無差別にウイルスに感染させること
- C特定の個人や組織を狙って機密情報を盗み取ること
- Dネットワーク内の通信を傍受してデータを改ざんすること
攻撃側の手口を、マルウェアとネットワークの観点からまとめた分野です。標的型攻撃と出口対策、情報セキュリティ10大脅威、トロイの木馬・ワーム・ルートキットの違い、パターンマッチング方式と動的ヒューリスティックスキャンの長所短所、検疫ネットワークの方式を扱います。さらにDoS・DRDoS・Smurf攻撃、中間者攻撃、消費電力や電磁波を手掛かりにするサイドチャネル攻撃やテンペスト攻撃まで広がります。収録670問のうち82問がこの分野です。
この分野の問題82問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.ばらまき型は不特定多数のターゲットを狙うが、標的型は特定の個人や組織を狙う
ばらまき型攻撃は不特定多数のターゲットにメールを送るが、標的型攻撃は特定のターゲットを狙う。
この問題の解説ページを開く →正解:C.国家などの支援を受けて特定の標的を高度かつ執拗に攻撃し続ける
APT攻撃は、特定の標的に対して高度かつ執拗に行われる攻撃であり、国家などの支援を受けることが多い。
この問題の解説ページを開く →正解:A.どんなにセキュリティ対策をしてもシステムの脆弱性を完全になくすことはできないため
どんなにセキュリティ対策をしても脆弱性をなくすことはできないため、APT攻撃を防ぐことは非常に困難である。
この問題の解説ページを開く →正解:B.正常なプログラムを装って存在し、特定のタイミングや外部からの指示で攻撃を仕掛ける
トロイの木馬は、正常なプログラムを装い、特定のタイミングや外部からの指示でひっそりと攻撃を仕掛ける。
この問題の解説ページを開く →正解:D.攻撃者が不正にコンピュータを操作するためのプログラムである
ボットは、攻撃者からの指示に従って行動し、攻撃者が不正にコンピュータを操作するためのプログラムである。
この問題の解説ページを開く →正解:A.感染したPCの外部記録装置を暗号化したりPCをロックして利用不能にする
ランサムウェアは、外部記録装置の暗号化やコンピュータ自体のロックを行い、ユーザが利用できない状態にする。
この問題の解説ページを開く →正解:C.ログの改ざんなど不正アクセスの証拠を削除するため
ルートキットはさまざまなツールをまとめたもので、主にログの改ざんなど不正アクセスの証拠を削除するために利用される。
この問題の解説ページを開く →正解:A.感染PCが同一ネットワークに存在すると別PCへ自己増殖するため
ワームは自己増殖する性質があり、感染PCが同一ネットワークに存在すると別PCが感染する場合がある。
この問題の解説ページを開く →正解:D.ウイルスに感染したファイルをコンピュータに影響しない範囲に移動させる
隔離機能は、ウイルスに感染したファイルをコンピュータに影響しない範囲に移動させる機能である。
この問題の解説ページを開く →正解:C.定義ファイルと呼ばれる既知のウイルスの特徴を記録したファイルと比較する
パターンマッチング方式は、既知のマルウェアの特徴を記録した定義ファイルと比較して検出する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.定義ファイルに記載されていないパターンのウイルスは検出できないことが多い
既知のマルウェアは検出できるが、定義ファイルにない未知のマルウェアは検出できないことが多い。
この問題の解説ページを開く →正解:A.定期的に提供ベンダーからウイルス定義ファイルをダウンロードして最新化する
定義ファイルにないウイルスは検出できないため、定期的に定義ファイルをダウンロードして最新化する必要がある。
この問題の解説ページを開く →正解:B.元のファイル内容とデータが異なるため解凍前はマルウェアを検出できない場合がある
ファイルを圧縮すると元のデータと異なるため、マルウェアを検出できず解凍後に感染する可能性がある。
この問題の解説ページを開く →正解:C.サポートしている圧縮方式やスキャンできる最大階層の深さを考慮する
マルウェア対策ソフトがサポートしている圧縮方式や、スキャンできる最大深度(階層の深さ)などを考慮する必要がある。
この問題の解説ページを開く →正解:A.端末を社内LANに接続する前にセキュリティ上問題ないかを確認する
検疫ネットワークは、端末を社内LANに接続する際にセキュリティ上問題ないかを確認・隔離・治療するネットワークである。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ウイルスチェックやセキュリティパッチの適用状態
検疫ネットワークの検査では、ウイルスチェックやセキュリティパッチの適用状態などセキュリティポリシーを満たすか確認する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.検疫用IPアドレスを割り当て、検査合格後に社内LAN用IPアドレスを割り直す
DHCP方式では、まず検疫用のIPアドレスを払い出し、検査合格後に社内LAN用のIPアドレスを払い出す。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ポートに検疫用VLANを割り当て、検査合格後に社内LAN用VLANに変更する
認証スイッチ方式は、ポートに検疫用VLANを割り当て、合格すると社内LANに接続できるVLANに変更する仕組みである。
この問題の解説ページを開く →正解:D.ユーザが手動で社内LANのIPアドレスを設定した場合
クライアントPCが手動で社内LANのIPアドレスを設定すると、検疫ネットワークに接続されず社内LANに接続できてしまう。
この問題の解説ページを開く →正解:A.送信元IPをターゲットに偽装し、要求より応答が大きくなるプロトコルを利用する
DRDoS攻撃はターゲットのIPアドレスになりすまし、応答の通信が大きくなるプロトコルを利用して攻撃を行う。
この問題の解説ページを開く →正解:B.従量課金制のリソースに対し不必要な要求を過剰に行い金銭的負担をかける
EDoS攻撃は従量課金制のリソースを利用している場合に、過剰な要求で金銭的な負担をかける攻撃である。
この問題の解説ページを開く →正解:C.DRDoS攻撃は踏み台となるコンピュータを事前に用意しなくても攻撃できる
DRDoS攻撃はDDoS攻撃と違い、踏み台となるコンピュータ(ボットネット)を用意しなくても攻撃できる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.ICMP echo request(Ping)の仕組み
Smurf攻撃は、ICMP echo request(Ping)の仕組みを悪用するDoS攻撃の一種である。
この問題の解説ページを開く →正解:B.身に覚えのないエコー応答が大量に届き、リソースを消費させられる
ブロードキャストドメイン内の大量の機器からターゲットにPing応答が返り、リソースを消費させられる。
この問題の解説ページを開く →正解:D.ブロードキャストアドレス宛てのICMPエコー要求を破棄する設定にする
各機器でブロードキャストアドレス宛てのICMPエコー要求を破棄することが対策であり、最近の端末はデフォルトで設定されていることが多い。
この問題の解説ページを開く →正解:C.通信状況を調べるなどの正規の用途でもICMPを利用できなくなる
ICMPをフィルタすると、通信状況を調べたりする正規の用途としてICMPを利用できなくなるデメリットがある。
この問題の解説ページを開く →正解:A.小さなキャラクターが集まって強大な敵を倒す漫画のストーリー
Smurfという小さなキャラクターが集まって強大な敵を倒す漫画のストーリーに由来し、小さな通信が集まって大きな負荷になることを意味する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.IDやパスワード、IPアドレスが正規のクライアントからのものであるため
WEBブラウザが乗っ取られているため、サーバから見るとIDやパスワード、IPアドレスは正規のクライアントからのものであり判断が困難である。
この問題の解説ページを開く →正解:B.デジタル証明書を利用・検証し、接続先が正規であることを確認する
中間者攻撃の対策は、デジタル証明書の利用、検証を行い、接続先が正規の接続先であることを確認することである。
この問題の解説ページを開く →正解:D.不正な接続先を正規の接続先であると誤って判断してしまう危険性がある
不正なルート証明書をインストールすると、攻撃者の不正な接続先を正規の接続先であると判断する危険性がある。
この問題の解説ページを開く →正解:A.WEBブラウザでの操作完了前に、スマートフォンなど別の方法で取引内容を確認し実行する
MITB攻撃には、WEBブラウザとは別の方法で取引情報の確認をするトランザクション認証が有効である。
この問題の解説ページを開く →正解:C.プロキシサーバやファイアウォールのSSL復号機能
プロキシサーバやファイアウォールでSSL通信を監視するためのSSL復号機能は、中間者攻撃と同様の仕組みを利用している。
この問題の解説ページを開く →正解:C.ハードウェアの動作状況を物理的に観測して暗号鍵などの情報を盗み見る
サイドチャネル攻撃は、ハードウェアの動作状況を物理的に観測することで暗号鍵などの情報を盗み見る攻撃である。
この問題の解説ページを開く →正解:D.ディスプレイやPC、ケーブルからの電磁波を取得して画面や処理内容を解析する
テンペスト攻撃は、電磁波を取得することでディスプレイの画面や処理内容を解析する攻撃である。
この問題の解説ページを開く →正解:C.機器の紛失防止対策や、大切な情報は端末内に保存しないルールを整備する
解析対象の機器が攻撃者の手元にあると成功しやすいため、機器の紛失防止や端末内に情報を保存しないことが対策となる。
この問題の解説ページを開く →正解:A.送信元IPをターゲットに偽装してDNSサーバに要求を送り、応答をターゲットに送りつける
DNSアンプ攻撃は、送信元のIPアドレスをターゲットに偽装してDNSサーバに要求を送り、ターゲットに応答を送りつける。
この問題の解説ページを開く →正解:D.要求に対して応答のデータが大きくなる特性があり、効率的に負荷をかけられるため
DNSの通信は要求に対して応答のデータが大きくなる特性があり、攻撃者は効率的に負荷をかけることができる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.小さい要求の通信が増幅されて、大きい応答の通信が発生する特徴
アンプは増幅という意味であり、小さい要求の通信が増幅されて大きい応答の通信が発生する特徴を表している。
この問題の解説ページを開く →正解:D.自社サーバがオープンリゾルバとなり、DNSアンプ攻撃の踏み台にされている
外部からの問い合わせを受け付けるオープンリゾルバは、送信元を偽装した要求への応答を標的に送りつけるDNSアンプ攻撃の踏み台にされる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.管理しているキャッシュDNSサーバがオープンリゾルバになっていないか確認する
キャッシュDNSサーバがオープンリゾルバになっていると悪用されるため、設定を確認することが大切である。
この問題の解説ページを開く →正解:C.標的のコンテンツDNSサーバに存在しないランダムなサブドメイン名を大量に問い合わせる
DNS水責め攻撃は、標的のコンテンツDNSサーバに存在しないサブドメイン名を問い合わせることで負荷をかける。
この問題の解説ページを開く →正解:A.キャッシュDNSサーバに情報がないため、強制的にコンテンツDNSサーバへ問い合わせさせるため
ランダムなサブドメインであるためキャッシュDNSサーバに情報がなく、コンテンツDNSサーバへの問い合わせを強制させることができる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.トランスポート層にUDPを利用し、コンテンツDNSサーバは外部に公開されている
DNSはトランスポート層にUDPを利用する仕様であり、コンテンツDNSサーバは外部に公開するため攻撃対象となりやすい。
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