⑦ 仮説検定

統計検定2級284

問題

母比率の差の検定において、男性200人(支持100人)、女性300人(支持120人)の出口調査から検定統計量Zを計算したところ2.21であった。有意水準5%の両側検定(境界値1.96)の判定に関する記述として、正しいものはどれか。

A片側検定であるため1.96ではなく1.645と比較しなければならず判定できない
BZの値が2を超えているため第2種の過誤が発生しており判定できない
CZ=2.21は1.96より大きいため帰無仮説は受容され、男女の比率に有意な差はないと判断される
DZ=2.21は1.96より大きいため帰無仮説は棄却され、男女の比率に有意な差があると判断される✓ 正解

正解

DZ=2.21は1.96より大きいため帰無仮説は棄却され、男女の比率に有意な差があると判断される

解説

Z=2.21は棄却域(絶対値1.96以上)に入るため帰無仮説は棄却され、差があると判断されます。

分野解説:⑦ 仮説検定

本検定で最も出題数の多い、仮説検定の分野です。帰無仮説と対立仮説の立て方、有意水準、棄却域、P値による判定という一連の流れを理解することが第一歩です。第1種の過誤・第2種の過誤と検出力、片側検定と両側検定の使い分けも頻出です。具体的には、母分散が既知の母平均の検定(Z検定)、未知の場合のt検定、母比率の検定、母分散の検定、独立性・適合度のカイ二乗検定などを扱い、検定統計量を計算して棄却域と比較する問題が多く出ます。「仮説設定→統計量計算→判定」の手順を体に染み込ませ、分布表の読み方に慣れておきましょう。

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