⑦ 仮説検定

統計検定2級258

問題

10個の標本から計算した標本平均が4.4、検定統計量であるカイ二乗値が1.35であった。自由度9のカイ二乗分布の下側2.5%点が2.70、上側2.5%点が19.02のとき、有意水準5%での両側検定の判定として正しいものはどれか。

Aカイ二乗値が0より大きいため帰無仮説は棄却される
Bカイ二乗値が2.70より小さいため帰無仮説は棄却される✓ 正解
Cカイ二乗値が1.35であり棄却域に含まれないため帰無仮説は棄却されない
Dカイ二乗値が19.02より小さいため帰無仮説は棄却されない

正解

Bカイ二乗値が2.70より小さいため帰無仮説は棄却される

解説

棄却域はカイ二乗≦2.70、およびカイ二乗≧19.02であり、1.35は棄却域に入るため帰無仮説は棄却されます。

分野解説:⑦ 仮説検定

本検定で最も出題数の多い、仮説検定の分野です。帰無仮説と対立仮説の立て方、有意水準、棄却域、P値による判定という一連の流れを理解することが第一歩です。第1種の過誤・第2種の過誤と検出力、片側検定と両側検定の使い分けも頻出です。具体的には、母分散が既知の母平均の検定(Z検定)、未知の場合のt検定、母比率の検定、母分散の検定、独立性・適合度のカイ二乗検定などを扱い、検定統計量を計算して棄却域と比較する問題が多く出ます。「仮説設定→統計量計算→判定」の手順を体に染み込ませ、分布表の読み方に慣れておきましょう。

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