⑤ 正規分布と標本分布

統計検定2級185

問題

あるクラスの数学のテストにおいて、平均点が73点、中央値が60点であった。この点数分布の歪度と裾の長さの特徴として適切なものはどれか。

A歪度は正の値となり、左に長い裾を持つ
B歪度は負の値となり、左に長い裾を持つ
C歪度は負の値となり、右に長い裾を持つ
D歪度は正の値となり、右に長い裾を持つ✓ 正解

正解

D歪度は正の値となり、右に長い裾を持つ

解説

平均点>中央値であるため点数の高い生徒が平均を上げており、分布は右に長い裾を持ち、歪度は正の値になります。

分野解説:⑤ 正規分布と標本分布

統計的推測の中核となる正規分布と標本分布を学ぶ分野です。正規分布の形を決める平均と分散、±1・±2・±3標準偏差の範囲に入る割合(約68%・95%・99.7%)、標準正規分布や正規分布の再生性・線形変換の性質が頻出です。歪度・尖度による分布の特徴づけも扱います。後半では母集団と標本の関係、標本平均の期待値が母平均に一致すること、標準誤差、そして中心極限定理を学び、χ²分布・t分布・F分布といった標本分布へと広がります。ここは推定・検定に直結する重要分野なので、確率の面積計算に慣れておきましょう。

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