⑤ 正規分布と標本分布

統計検定2級184

問題

サイコロを300回振ったとき、1の目が出る回数は二項分布B(300, 1/6)に従う。この分布をラプラスの定理により正規分布に近似するとき、その正規分布の平均(期待値)と分散の組み合わせとして正しいものはどれか。

A平均60、分散50
B平均50、分散250/3
C平均50、分散125/3✓ 正解
D平均60、分散125/3

正解

C平均50、分散125/3

解説

期待値は np = 300 × (1/6) = 50、分散は np(1-p) = 300 × (1/6) × (5/6) = 250/6 = 125/3 です。

分野解説:⑤ 正規分布と標本分布

統計的推測の中核となる正規分布と標本分布を学ぶ分野です。正規分布の形を決める平均と分散、±1・±2・±3標準偏差の範囲に入る割合(約68%・95%・99.7%)、標準正規分布や正規分布の再生性・線形変換の性質が頻出です。歪度・尖度による分布の特徴づけも扱います。後半では母集団と標本の関係、標本平均の期待値が母平均に一致すること、標準誤差、そして中心極限定理を学び、χ²分布・t分布・F分布といった標本分布へと広がります。ここは推定・検定に直結する重要分野なので、確率の面積計算に慣れておきましょう。

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