⑥ 相続税① 計算・申告・納付
相続アドバイザー3級 第202問
問題
所得税の確定申告をすべき者が年の中途で死亡した場合、その相続人が行う「準確定申告」の期限はいつか。
A相続開始を知った日の翌日から4か月以内✓ 正解
B死亡の日から3か月以内
C相続開始を知った日の翌日から6か月以内
D相続開始を知った日の翌日から10か月以内
正解
A:相続開始を知った日の翌日から4か月以内
解説
準確定申告は、相続の開始があったことを知った日の翌日から4か月以内に行う必要があります。
分野解説:⑥ 相続税① 計算・申告・納付
相続税の課税財産の把握から税額計算、申告・納付までの流れを扱う。基礎控除額は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」で、法定相続人の数に含める養子は実子がいる場合は1人、いない場合は2人までという制限がある。課税遺産総額を法定相続分で按分した金額に10%から55%の8段階の超過累進税率を適用して相続税の総額を出し、各人の取得割合で按分したうえで配偶者の税額軽減や未成年者控除などを差し引く、という二段構えが計算の核心。申告期限は相続の開始があったことを知った日の翌日から10か月以内で、延納・物納の要件もあわせて問われる。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
相続アドバイザー3級について
相続の手続と相続税を、銀行の窓口目線で体系的に学ぶ
| 主催 | 銀行業務検定協会(運営:株式会社経済法令研究会) |
|---|---|
| 出題形式 | 四答択一式〈一部事例付〉50問(各2点)。内訳は(1)基本知識40問、(2)技能・応用(事例付四答択一式)10問。公開試験はマークシート式で、CBT方式も同内容・同レベルで実施される |
| 試験時間 | 120分(公開試験は試験開始後60分間と終了前10分間は退席禁止) |
| 受験料 | 5,500円(税込)。CBT方式は別途、事務手数料330円(税込)がかかる |
| 合格基準 | 100点満点中60点以上(公開試験は試験委員会にて最終決定) |
| 難易度 | ★★★☆☆(第163回・2026年3月実施の公式集計で受験者1,422名・合格者593名・合格率41.70%、平均点54.96点。合格ラインの60点まであと一歩という層が厚く、範囲の広さの割に取りこぼしが響く) |
相続アドバイザー3級の関連記事
民法・税法・金融実務が混ざる相続実務3級を時系列でほどく
遺言があるかどうかで、その後の道筋は大きく分かれます。相続開始から遺産分割、金融機関の窓口対応、3年という期限が付いた相続登記、二段構えの相続税計算まで、実務の流れに沿って積み上げます。
古い知識のまま解くと外す|相続アドバイザー3級の改正論点
基本知識40問と事例付10問という構成が、この検定の性格を決めています。民法・相続税法・金融実務のどれが重いか、窓口経験者が逆に手薄になる箇所、120分50問の配分、収録305問の内訳を確かめます。
相続法改正はいつ施行されたか|相続アドバイザー3級の年表
かつては正解だった選択肢が、施行日をまたいだ瞬間に誤りへ変わります。相続土地国庫帰属、遺産分割の10年ルール、相続登記の義務化、生前贈与加算の延長までを施行日の順に並べた年表です。