④ 金融実務② 貸金庫・融資・国庫帰属

相続アドバイザー3級149

問題

免責的債務引受が行われた場合の、従前の保証や担保の取り扱いとして正しいものはどれか。

A免責的債務引受と同時にすべての保証および担保は絶対的に消滅する。
B債務の同一性が保たれるため、承諾の有無にかかわらず当然に移転する。
C債権者が単独で決定すれば、保証人等の承諾なく移転させることができる。
D保証人または担保提供者の承諾がなければ移転しない。✓ 正解

正解

D保証人または担保提供者の承諾がなければ移転しない。

解説

債務者が変更されると債務の経済的価値が変わるため、免責的債務引受において保証や担保は提供者の承諾がなければ移転しません。

分野解説:④ 金融実務② 貸金庫・融資・国庫帰属

貸金庫の開扉と内容物の確認、投資信託・国債など預金以外の商品の承継、被相続人が借入人だった場合の債務の承継、当座勘定や手形・小切手の扱いなど、預金以外の相続実務を横断する分野。可分債務である金銭債務は相続人が法定相続分に応じて当然に分割承継するという原則と、免責的債務引受などで借入人を一本化する実務との対比が要点になる。2023年4月27日施行の相続土地国庫帰属制度は、相続等で取得した土地を一定の要件のもとで国に引き取ってもらう仕組みで、建物がある土地や担保権が設定された土地は却下されるなど要件が細かい。審査手数料と負担金の納付が必要な点も含めて整理しておきたい。

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