① 労働基準法

社会保険労務士 第56問

問題

代替休暇に関する記述として、正しいものはどれか。

A1箇月60時間を超える時間外労働に対する5割以上の割増賃金の支払義務を完全に免除する制度である。
B労使協定により、1箇月60時間を超える時間外労働に対する割増賃金の引上げ分(2割5分)の支払に代えて有給の休暇を与えることができる。✓ 正解
C労働者の同意に関わらず、使用者は一方的に代替休暇を指定して付与することができる。
D代替休暇を取得した場合でも、割増賃金は全額現金で支払わなければならない。

正解

B:労使協定により、1箇月60時間を超える時間外労働に対する割増賃金の引上げ分(2割5分)の支払に代えて有給の休暇を与えることができる。

解説

代替休暇は、労使協定により、60時間超の割増分(5割と2割5分の差である2割5分部分)の支払に代えて有給の休暇を付与できる制度である。

分野解説:① 労働基準法

労働条件の最低基準を定める労働基準法は、労働科目の土台となる分野です。労働契約の締結・変更・解除のルール、賃金支払いの五原則、法定労働時間と三六協定、割増賃金の計算、年次有給休暇の付与日数と時季変更権、就業規則の作成・届出義務などが繰り返し問われます。条文の細かい要件(適用除外・端数処理・時効)まで押さえる必要があり、重要判例の理解も欠かせません。出題数が最も多い分野のひとつなので、ここを固めることが合格への近道になります。

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