① 冷凍の原理と冷凍サイクル
第三種冷凍機械責任者 第31問
問題
圧縮機の駆動軸動力を小さくし、大きな冷凍能力を得るための運転上の注意として最も適切なものはどれか。
A蒸発温度を必要以上に低くしすぎないようにし、凝縮温度を必要以上に高くしすぎないようにする。✓ 正解
B蒸発温度をできるだけ低くし、凝縮温度を必要以上に高くする。
C蒸発温度と凝縮温度をできるだけ同じ温度にする。
D配管内での冷媒の流れの抵抗をできるだけ大きくする。
正解
A:蒸発温度を必要以上に低くしすぎないようにし、凝縮温度を必要以上に高くしすぎないようにする。
解説
蒸発温度を低くしすぎず、凝縮温度を高くしすぎないことが動力節減と効率向上につながる。
分野解説:① 冷凍の原理と冷凍サイクル
蒸気圧縮式冷凍サイクルがどう成り立つかを学ぶ土台の分野。圧縮・凝縮・膨張・蒸発の4工程と、p-h線図(モリエル線図)上での状態変化の読み取り、冷凍能力・圧縮動力・成績係数(COP)の関係、冷媒循環量と比エンタルピー差を使った計算が中心になる。頻出は、p-h線図の各点から比エンタルピーを読み取って冷凍能力や理論断熱圧縮動力を求める問題と、体積効率・断熱効率・機械効率を加味した実際の成績係数の扱い。つまずきやすいのは理論値と実際値の使い分け、そしてkJ/kg・kW・冷凍トンといった単位の換算。状態点を図に書き込みながら追う習慣をつけると、以降の分野の理解も速くなる。
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第三種冷凍機械責任者について
冷凍設備の保安を担う、業務用冷凍空調の国家資格
| 主催 | 高圧ガス保安協会(KHK)/免状交付は都道府県知事(知事試験) |
|---|---|
| 出題形式 | 択一式(マークシート)。法令20問、保安管理技術15問の計2科目・35問 |
| 試験時間 | 法令60分(9:30〜10:30)、保安管理技術90分(11:10〜12:40) |
| 受験料 | 9,800円(非課税・令和8年度/電子申請)。振込手数料は受験者負担 |
| 合格基準 | 各科目とも満点の60パーセント程度 |
| 難易度 | ★★☆☆☆(令和7年度の合格率は全科目受験45.0%、保安管理技術免除者87.9%、全体51.6%) |
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