⑧ 学識2:材料力学・劣化防食・高圧設備

高圧ガス製造保安責任者 乙種機械367

問題

材料の劣化現象である「水素侵食」の説明として正しいものはどれか。

A高温高圧の水素が鋼中の炭化物と反応し、発生したメタンガスが結晶粒界に蓄積して強度が低下する現象。✓ 正解
B電解質溶液中で異種金属が接触し、水素ガスの発生とともに卑な金属の腐食が促進される現象。
C溶接部に残留応力が生じ、大気中の水分から生じた水素が侵入して時間経過後に割れが生じる現象。
D高温使用により鋼中の不純物が結晶粒界に偏析し、材料が脆化する現象。

正解

A高温高圧の水素が鋼中の炭化物と反応し、発生したメタンガスが結晶粒界に蓄積して強度が低下する現象。

解説

水素侵食は、鋼中の炭素が水素と反応して脱炭され、生成したメタンによる内圧で微小亀裂を生じる現象である。

分野解説:⑧ 学識2:材料力学・劣化防食・高圧設備

学識科目の材料力学、材料の劣化・防食、高圧設備を扱う分野です。熱応力、S-N曲線と疲労、縦弾性係数(ヤング率)や横弾性係数・ポアソン比の関係、材料の変形と強度が頻出テーマです。設備を安全に設計・運用するための力学的な裏付けが問われます。応力・ひずみの基本概念と弾性係数の関係式を確実に理解し、疲労や腐食など材料が劣化する要因も押さえておきましょう。計算と現象理解の両面から取り組むことが重要な分野です。

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高圧ガス製造保安責任者 乙種機械について

設備と計算で高圧ガス保安を担う国家資格

主催高圧ガス保安協会(KHK)
出題形式法令・保安管理技術・学識の3科目による筆記試験。試験時間や出題数は年度により変わるため公式サイトで要確認
試験時間法令60分(9:30〜10:30)・保安管理技術90分(11:10〜12:40)・学識120分(13:30〜15:30)
受験料11,100円(非課税)
合格基準各科目とも満点の60パーセント程度
難易度★★★★☆
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