⑧ 学識2:材料力学・劣化防食・高圧設備

高圧ガス製造保安責任者 乙種機械369

問題

オーステナイト系ステンレス鋼の溶接熱影響部における粒界腐食を抑制する対策として、有効なものはどれか。

Aクロム欠乏層を意図的に形成させるため、溶接後に急速冷却を行う。
B粒界での炭化クロムの生成を促すため、炭素の添加量を増やす。
C粒界での炭化クロムの生成を抑えるため、炭素の含有量が低い材料を採用する。✓ 正解
D結晶粒を粗大化させるため、モリブデンと硫黄の添加量を増やす。

正解

C粒界での炭化クロムの生成を抑えるため、炭素の含有量が低い材料を採用する。

解説

粒界腐食はクロム欠乏層の形成が原因であるため、炭素含有量の低い極低炭素鋼(Lグレード)の使用が有効である。

分野解説:⑧ 学識2:材料力学・劣化防食・高圧設備

学識科目の材料力学、材料の劣化・防食、高圧設備を扱う分野です。熱応力、S-N曲線と疲労、縦弾性係数(ヤング率)や横弾性係数・ポアソン比の関係、材料の変形と強度が頻出テーマです。設備を安全に設計・運用するための力学的な裏付けが問われます。応力・ひずみの基本概念と弾性係数の関係式を確実に理解し、疲労や腐食など材料が劣化する要因も押さえておきましょう。計算と現象理解の両面から取り組むことが重要な分野です。

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高圧ガス製造保安責任者 乙種機械について

設備と計算で高圧ガス保安を担う国家資格

主催高圧ガス保安協会(KHK)
出題形式法令・保安管理技術・学識の3科目による筆記試験。試験時間や出題数は年度により変わるため公式サイトで要確認
試験時間法令60分(9:30〜10:30)・保安管理技術90分(11:10〜12:40)・学識120分(13:30〜15:30)
受験料11,100円(非課税)
合格基準各科目とも満点の60パーセント程度
難易度★★★★☆
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