⑤ 数値予報

気象予報士182

問題

等圧面予想図等を用いた、大気の立体構造の把握手法として正しいものはどれか。

A300hPaのトラフ付近の気温が顕著に上昇していれば、対流圏界面が下降しトラフが発達していると判断できる。✓ 正解
B300hPaのトラフ付近の気温が顕著に低下していれば、対流圏界面が下降しトラフが発達していると判断できる。
C低気圧の前面では下層から中層へ空気が下降し、衛星画像で暗域として広く観測される。
D500hPaのトラフと地上低気圧を結ぶ軸が東側に傾いている場合、低気圧の発達が予想される。

正解

A300hPaのトラフ付近の気温が顕著に上昇していれば、対流圏界面が下降しトラフが発達していると判断できる。

解説

対流圏界面が下降すると、成層圏の暖かい空気が入り込むため上層(300hPa付近)の気温が上昇します。

分野解説:⑤ 数値予報

コンピュータで大気の運動方程式を解く数値予報のしくみを学ぶ分野です。観測データの品質、客観解析における第一推定値と解析予報サイクル、初期値化(イニシャリゼーション)、4次元変分法といった初期値作成の手順が問われます。積雲対流や放射・地表面過程などを近似的に扱うパラメタリゼーションも頻出テーマです。原理が抽象的で理解しづらい分野ですが、観測→解析→予報という一連の流れをイメージし、各手法が何を目的に行われるかを押さえることが重要です。

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大気を読み解く難関国家資格

主催一般財団法人 気象業務支援センター
出題形式学科(一般知識・専門知識)各15問のマークシート多肢選択式/実技は記述式
試験時間学科 各60分・実技1 75分・実技2 75分
受験料11,400円(学科1科目免除は10,400円・2科目免除は9,400円)
合格基準学科は各15問中11問以上正解、実技は総得点が満点の70%以上(難易度により調整される場合がある)
難易度★★★★★
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