② 個人情報取扱事業者の義務

個人情報保護士81

問題

委託先(受託者)が個人データを漏えいさせた場合の責任関係について、最も適切なものはどれか。

A漏えい事故を起こしたのは委託先であるため、委託元は一切の責任を負わない。
B委託元は、委託先に対する監督義務違反として、法的責任や社会的責任を問われる可能性がある。✓ 正解
C委託先は個人情報取扱事業者ではないため、法律上の責任は発生しない。
D委託契約書に「全責任は委託先にある」と書いてあれば、委託元は監督義務を免れる。

正解

B委託元は、委託先に対する監督義務違反として、法的責任や社会的責任を問われる可能性がある。

解説

委託先が漏えいを起こした場合、委託元が必要かつ適切な監督を行っていなければ、委託元も法的な責任(法25条違反等)を問われます。契約書の文言だけで公法上の監督義務は免責されません。

分野解説:② 個人情報取扱事業者の義務

事業者が遵守すべき義務を学ぶ分野です。利用目的の特定・通知・公表、適正取得、安全管理措置(組織的・人的・物理的・技術的)、従業者・委託先の監督、苦情処理、個人情報保護方針の策定など、企業実務に直結する義務体系を整理。違反時の罰則や行政処分も問われる、配点の大きい中核分野です。

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