③ 電気の基礎と電動機
クレーン・デリック運転士(学科) 第99問
問題
ダイナミックブレーキ制御の説明として、正しいものはどれか。
A一次側に交流電圧を加えて制動する
B一次側に直流を流して固定磁界を作り制動する✓ 正解
C二次側に抵抗を接続して制動する
Dブレーキドラムの摩擦力で制動する
正解
B:一次側に直流を流して固定磁界を作り制動する
解説
ダイナミックブレーキは一次側に直流を流して回転子に起電力を発生させ制動する。
分野解説:③ 電気の基礎と電動機
学科科目「原動機及び電気に関する知識」の前半にあたります。電流・電圧・抵抗とオームの法則、直列と並列の合成抵抗、電力と電力量、直流と交流の違い、単相と三相の関係といった電気の基礎から入り、直流電動機と三相誘導電動機の構造・始動方法・回転数・逆転方法へ進みます。かご形誘導電動機と巻線形誘導電動機の使い分け、極数と周波数から同期速度を求める計算、すべりの考え方は頻出です。電気を苦手にする受験者が多い科目ですが、問われ方が限られるので基本公式を確実に暗記すれば得点源にできます。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
クレーン・デリック運転士(学科)について
つり上げ荷重5トン以上のクレーンを操る国家免許
| 主催 | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会(厚生労働大臣指定試験機関) |
|---|---|
| 出題形式 | 学科4科目・各10問の計40問/100点満点。クレーン及びデリックに関する知識10問(30点)、関係法令10問(20点)、原動機及び電気に関する知識10問(30点)、力学に関する知識10問(20点)。別に実技試験(クレーンの運転/運転のための合図) |
| 試験時間 | 学科は13:30〜16:00の2時間30分。1科目免除者は13:30〜15:30の2時間、2科目免除者は13:30〜14:45の1時間15分(出張試験は会場ごとに別途設定)。実技は午前・午後に分けて受験票に記載 |
| 受験料 | 学科試験8,800円(非課税)。実技試験は別途14,000円(非課税)。振込手数料は受験者負担で、受験票発行後の返還は不可 |
| 合格基準 | 学科は科目ごとの得点が40%以上、かつ合計が60%以上(100点満点で60点以上、30点満点の科目は12点以上、20点満点の科目は8点以上)。1科目でも40%を切れば合計が60%以上でも不合格。実技試験は減点の合計が40点以下 |
| 難易度 | ★★★☆☆ 学科の合格率は5〜6割台。範囲は広いが出題パターンが安定しており過去問演習が効く |
クレーン・デリック運転士(学科)の関連記事
クレーン・デリック運転士は免許区分を決めてから学科へ
学科は4科目40問。構造は名称と役割の対応づけ、電気は公式を絞り込み、力学は単位まで合わせて手を動かす。科目ごとに攻め方を変える必要があります。実技教習という選択肢の使いどころも扱います。
捨て科目が作れない試験|クレーン・デリック運転士の学科
未経験者と現場経験者では、つまずく場所がまるで違います。令和7年度の免許区分別・学科実技別の合格率、力学をどこまで固めれば下限を超えられるか、収録307問の分野内訳から負荷を確かめます。
トン数を読み取る科目|クレーン・デリック運転士の関係法令
つり上げ荷重と定格荷重を取り違えると、法令の設問は連鎖的に外れます。0.5トン・1トン・3トン・5トンの境目で、運転の資格、玉掛け、設置届と設置報告、検査証の扱いがどう動くかを数直線に並べました。