⑧ 金融機関経営

コンプライアンス・オフィサー(銀行コース)304

問題

取締役会で全員が賛成して行った融資が焦げ付き、会社に損害を与えた場合の取締役の責任について、最も適切なものはどれか。

A取締役全員が賛成していれば、いかなる場合も善管注意義務違反にはならない。
B融資が焦げ付いた結果が生じた時点で、常に善管注意義務違反となる。
C全員が賛成していても、意思決定の過程や内容に著しい不合理があれば善管注意義務違反になる可能性がある。✓ 正解
D賛成したか否かにかかわらず、代表取締役のみが全責任を負う。

正解

C全員が賛成していても、意思決定の過程や内容に著しい不合理があれば善管注意義務違反になる可能性がある。

解説

取締役全員の賛成があっても、過程や内容に不合理があれば善管注意義務違反となる可能性があります。結果論だけで判断されるわけではありません。

分野解説:⑧ 金融機関経営

金融機関の経営・ガバナンスに関わるコンプライアンスを学ぶ分野です。内部統制システムの構築義務と取締役会の役割、金融商品取引法に基づく内部統制報告書、取締役の利益相反取引(自己取引・間接取引)と取締役会の承認手続、特別利害関係取締役の議決権、常務に従事する取締役の兼職に関する内閣総理大臣の認可などが頻出です。会社法と銀行法が交差する分野で、取締役が銀行から融資を受ける際の手続や兼職規制など、経営陣に求められる規律を体系的に理解することが求められます。

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コンプライアンス・オフィサー(銀行コース)について

銀行業務の法令遵守力を試す検定

主催一般社団法人 金融財政事情研究会(きんざい)
出題形式四答択一式(詳細な出題数・配点は公式サイトで要確認)
試験時間100分
受験料5,500円(税込)
合格基準合格基準は公式サイトで要確認
難易度★★★☆☆
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