① 特許法・実用新案法(前半)

知的財産管理技能検定2級10

問題

刊行物公知による新規性の喪失に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

A図書館が刊行物を入荷して棚に並べた時点では、まだ誰も読んでいなければ新規性は喪失しない。
B不特定の者に見られうる状態に置かれた後であっても、30日以内であれば刊行物公知による新規性喪失は免れる。
C刊行物とは、公衆に対しインターネットを通じて公開することを唯一の目的としてデジタル作成されたデータファイルをいう。
D刊行物が不特定の者に見られうるような状態におかれた時点で、実際に不特定の者が読んだという事実がなくても新規性が喪失する。✓ 正解

正解

D刊行物が不特定の者に見られうるような状態におかれた時点で、実際に不特定の者が読んだという事実がなくても新規性が喪失する。

解説

頒布された刊行物とは、刊行物が不特定の者に見られうる状態におかれることをいい、実際に不特定の者が観たという事実は必要なく、その時点で新規性が喪失します。

分野解説:① 特許法・実用新案法(前半)

特許法の目的・保護対象と、発明の成立要件を扱う土台の分野です。特許法第1条の目的、第2条の「発明」の定義、産業上利用可能性・新規性・進歩性といった特許要件、出願から審査請求までの手続の入口が頻出です。知的財産の中核である特許制度の考え方をここで固めます。発明の定義や特許を受けられる要件を条文の趣旨とセットで押さえると、後半分野や実用新案との違いの理解にもつながります。実務レベルの2級では、定義を正確に区別する力が問われます。

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知的財産管理技能検定2級について

知財全般を管理実務レベルで問う国家検定

主催一般財団法人 知的財産研究教育財団 知的財産教育協会
出題形式学科 マークシート方式4肢択一式40問/実技 記述方式・マークシート方式併用40問
試験時間学科60分・実技60分
受験料学科8,200円・実技8,200円(非課税)
合格基準学科・実技とも満点の80%以上
難易度★★★☆☆
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