⑥ 有価証券
日商簿記検定2級 第240問
問題
全部純資産直入法において、その他有価証券の評価差額を処理する勘定科目はどれか。
Aその他有価証券評価差額金✓ 正解
Bその他有価証券売却益
Cその他有価証券評価益
Dその他有価証券評価損
正解
A:その他有価証券評価差額金
解説
全部純資産直入法では、評価差額をその他有価証券評価差額金(純資産)で処理する。
分野解説:⑥ 有価証券
他社の株式や債券を保有した場合の処理を扱う分野です。保有目的による分類(売買目的有価証券・満期保有目的債券・子会社株式および関連会社株式・その他有価証券)が出発点で、分類ごとに期末評価の方法が異なる点が最重要論点になります。売買目的は時価評価して評価差額を損益に、その他有価証券は時価評価して評価差額を純資産に計上します。満期保有目的債券では償却原価法による処理が問われます。分類と評価方法の対応を確実に押さえてください。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
日商簿記検定2級について
経理・財務の実務レベルを証明する定番資格
| 主催 | 日本商工会議所・各地商工会議所 |
|---|---|
| 出題形式 | 商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)から5題以内(統一試験・ネット試験とも選択式と入力式) |
| 試験時間 | 90分 |
| 受験料 | 5,500円(税込)※別途事務手数料 |
| 合格基準 | 100点満点中70点以上 |
| 難易度 | ★★★★☆ |
日商簿記検定2級の関連記事
連結会計に1か月を置く、日商簿記2級の学習の組み立て方
商業簿記と工業簿記の両方を扱い、収録430問の最多は連結会計の57問。連結に1か月を確保する期間の組み方、読むだけで終えず手で仕訳を書く進め方、70点で受かる試験の解き順と捨て問の判断。
3級の延長ではない日商簿記2級|難所3分野が全体の33%
同じ簿記検定でも2級は3級の延長線上にない。難しさは連結・抽象論点・工業簿記・総合問題から来て、難所3分野だけで全体の33%。3級の土台があるかどうかで学習期間は倍近く動く。
未実現利益の消去で符号を間違える人へ|簿記2級の連結
開始仕訳の意味が掴めない、非支配株主持分がどこから出るのか分からない——430問中57問と単一分野で最多の連結会計を、資本連結と成果連結に切り分け、タイムテーブルで資本の変動を追う。