介護支援専門員(ケアマネジャー) ⑦ 高齢者に多い疾病・急変時対応・感染症予防

高齢者に多く見られる疾患と緊急時対応を扱います。脳血管疾患、心疾患、糖尿病、骨粗鬆症と骨折、パーキンソン病、関節リウマチ、誤嚥性肺炎など、疾患ごとの特徴と生活上の留意点が対象です。急変時対応では、意識障害、転倒、脱水、熱中症、窒息への初期対応が問われます。感染症予防では標準予防策、インフルエンザやノロウイルス、疥癬、結核への対応が頻出。疾患名と症状の組み合わせを正確に覚えることが得点につながります。

この分野の問題42問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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241脳損傷による高次脳機能障害のうち、「見たり聞いたりしたことがわからない」症状を何というか。

  1. A失語
  2. B半側空間無視
  3. C失行
  4. D失認
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正解:D失認

見たり聞いたりしたことがわからない症状は失認です。

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242脳血管疾患の再発予防や対応に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A外見から障害がわかりやすいため周囲の理解は容易である。
  2. B早期のリハビリテーションや生活習慣の改善などで再発を予防する。
  3. C発症から3年以内に再発する人はごくわずかである。
  4. D再発しても血管性認知症に至る原因となることはない。
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正解:B早期のリハビリテーションや生活習慣の改善などで再発を予防する。

発症から3年以内に10〜15%が再発するとされ、早期のリハビリテーションや生活習慣の改善などで予防します。

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243筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状について、誤っているものはどれか。

  1. A球麻痺により嚥下障害や構音障害がみられるようになる。
  2. B感覚障害、眼球運動障害、膀胱・直腸障害、褥瘡の四大陰性徴候がよくみられる。
  3. C進行すると歩行が困難になり、寝たきりの状態になる。
  4. D痛覚などの知覚神経や記憶力は保たれる。
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正解:B感覚障害、眼球運動障害、膀胱・直腸障害、褥瘡の四大陰性徴候がよくみられる。

四大陰性徴候(感覚障害、眼球運動障害、膀胱・直腸障害、褥瘡)は「みられない」のが特徴です。

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244パーキンソン病の四大運動症状に含まれないものはどれか。

  1. A構音障害
  2. B無動
  3. C筋固縮
  4. D安静時振戦
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正解:A構音障害

パーキンソン病の四大運動症状は、振戦、筋固縮、無動、姿勢・歩行障害です。

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245進行性核上性麻痺と大脳皮質基底核変性症に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A両疾患とも進行すると嚥下障害がみられるようになる。
  2. B大脳皮質基底核変性症は症状に左右差が目立たないことが特徴である。
  3. Cいずれもパーキンソン病に似た症状を示す。
  4. D進行性核上性麻痺は早期から認知機能の低下が認められる。
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正解:B大脳皮質基底核変性症は症状に左右差が目立たないことが特徴である。

大脳皮質基底核変性症は症状に左右差が目立ち、進行性核上性麻痺は左右差が目立たないのが特徴です。

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246早老症についての説明で正しいものはどれか。

  1. A糖尿病や白内障などが若年時より発症しやすくなる。
  2. B特定の臓器のみに老化現象が進行し全身には及ばない。
  3. C原因が特定されており根本的な治療法が確立している。
  4. D知能の低下が顕著にみられる。
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正解:A糖尿病や白内障などが若年時より発症しやすくなる。

早老症では糖尿病や白内障などが若年時より発症しやすくなりますが、知能の低下はみられません。

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247変形性関節症において、最も発症頻度が高いのはどの部位か。

  1. A膝関節
  2. B足関節
  3. C股関節
  4. D肩関節
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正解:A膝関節

変形性関節症は股関節や膝関節などに起こることが多く、もっとも頻度が高いのは膝関節です。

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248関節リウマチの特徴として、正しくないものはどれか。

  1. A身体の左右対称に症状が出現することが多い。
  2. B原因不明の全身性免疫異常で、関節の炎症が主症状である。
  3. C進行すると関節の不安定性や変形が生じる。
  4. D1日のうちで症状の変動はなく、常に一定の痛みが続く。
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正解:D1日のうちで症状の変動はなく、常に一定の痛みが続く。

関節リウマチは症状の日内変動があることが特徴で、起床時に朝のこわばりなどが伴います。

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249脊柱管狭窄症の症状としてみられる「間欠性跛行」の説明で正しいものはどれか。

  1. A歩幅が極端に狭くなり、小刻みに歩くようになる症状である。
  2. B歩き始めの一歩目が踏み出せなくなる症状である。
  3. C前のめりになって歩き出し、止まれなくなる症状である。
  4. D歩くと下肢が痛み、しばらく休むと回復し再び歩けるようになる症状である。
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正解:D歩くと下肢が痛み、しばらく休むと回復し再び歩けるようになる症状である。

間欠性跛行は、歩くと足の痛みやしびれを感じ、しばらく休むと回復して再び歩けるようになることを繰り返す症状です。

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250後縦靭帯骨化症への対応として、誤っているものはどれか。

  1. A圧迫されている神経を保護するため頸椎を固定する装具を装着する。
  2. B装具や薬物療法で効果が出ない場合は手術を検討する。
  3. C症状を和らげるために首を強く後ろに反らすストレッチを行う。
  4. D進行すると歩行困難や排尿障害が現れることがあるため注意する。
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正解:C症状を和らげるために首を強く後ろに反らすストレッチを行う。

後縦靭帯骨化症では、首を強く後ろに反らすことにより症状が悪化する場合があるため、そのような動作は避けます。

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251骨粗鬆症による骨折リスクが高い部位として、適切でないものはどれか。

  1. A胸腰椎
  2. B橈骨遠位端
  3. C脛骨近位端
  4. D大腿骨頸部
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正解:C脛骨近位端

高齢者の転倒によりよくみられる骨折部位は、大腿骨頸部、胸腰椎圧迫骨折、橈骨遠位端、肋骨です。

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252高齢者の高血圧の特徴として、当てはまらないものはどれか。

  1. A血圧が動揺しやすい。
  2. B拡張期血圧の上昇に比べて収縮期血圧の上昇が低い。
  3. C起立性低血圧や食後の血圧低下が起こりやすい。
  4. D70歳以上のおよそ7割が高血圧といわれている。
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正解:B拡張期血圧の上昇に比べて収縮期血圧の上昇が低い。

高齢者の高血圧は、収縮期血圧の上昇に比べて拡張期血圧の上昇が低く、差が大きいのが特徴です。なお70歳以上ではおよそ7割以上が高血圧とされます。

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253高齢者の狭心症や心筋梗塞に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A発作時には常にニトログリセリンの舌下投与が有効である。
  2. B狭心症は冠動脈が完全に詰まり心筋が壊死する疾患である。
  3. C心筋梗塞を起こしている場合、必ず激しい胸痛を伴う。
  4. D高齢者では胸痛が少ない無痛性心筋梗塞がみられることがある。
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正解:D高齢者では胸痛が少ない無痛性心筋梗塞がみられることがある。

高齢者では胸痛が少ない無痛性心筋梗塞もみられるため、注意が必要です。

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254左心不全の主な症状として正しいものはどれか。

  1. A血尿
  2. B呼吸困難
  3. C食欲不振
  4. Dむくみ
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正解:B呼吸困難

左心不全では呼吸困難、頻脈、血圧低下、チアノーゼなどが現れ、右心不全ではむくみや食欲不振が現れます。

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255心不全による呼吸困難時に、呼吸を軽減させるのに適した体位はどれか。

  1. A側臥位
  2. B腹臥位
  3. C起座位または半座位
  4. D仰臥位
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正解:C起座位または半座位

心不全による呼吸困難時には、仰臥位ではなく起座位または半座位となることで呼吸困難が軽減されます。

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256胃潰瘍と十二指腸潰瘍の痛みの特徴について、正しいものはどれか。

  1. Aどちらも空腹時にのみ痛みが増す。
  2. B胃潰瘍は空腹時、十二指腸潰瘍は食後に痛みが増す。
  3. Cどちらも食後にのみ痛みが増す。
  4. D胃潰瘍は食後、十二指腸潰瘍は空腹時に痛みが増す。
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正解:D胃潰瘍は食後、十二指腸潰瘍は空腹時に痛みが増す。

一般的に胃潰瘍では食後、十二指腸潰瘍では空腹時に痛みが増します。

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257胆管炎の症状として現れないものはどれか。

  1. A右下腹部痛
  2. B発熱
  3. C意識障害
  4. D黄疸
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正解:A右下腹部痛

胆管炎では発熱・悪寒、黄疸、右季肋部痛が三徴としてみられ、重症例では意識障害を伴います。右下腹部痛は虫垂炎などでみられる症状です。

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258慢性肝炎から進行して起こる肝硬変に対する根本的な治療法はどれか。

  1. A肝移植
  2. B抗ウイルス薬の投与
  3. C食事療法による線維化の改善
  4. D放射線治療
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正解:A肝移植

慢性肝炎が肝硬変に進行すると、根本的な治療は肝移植のみとなるため、進行を食い止める薬物治療が行われます。

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259潰瘍性大腸炎の初期に特徴的な症状はどれか。

  1. A白色便
  2. B水様便
  3. C黒色便
  4. D粘血便
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正解:D粘血便

潰瘍性大腸炎の初期には、持続して繰り返す血性の下痢や粘血便が特徴的です。

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260腎不全についての記述で、誤っているものはどれか。

  1. A急性腎不全の症状には乏尿や浮腫、体重増加などがある。
  2. B急性腎不全の原因には、脱水や心不全、尿路の閉塞などがある。
  3. C慢性腎不全では食事療法により人工透析の開始を早めることが重要である。
  4. D慢性腎不全の進行に伴い、全身倦怠感や多尿が起こりうる。
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正解:C慢性腎不全では食事療法により人工透析の開始を早めることが重要である。

慢性腎不全では、食事療法を中心に行い、人工透析の開始を「遅らせる」ことが重要です。

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261高齢者のがんの特徴として正しいものはどれか。

  1. A若年者に比べて症状や治療方法が大きく異なる。
  2. B臓器別では肺がんと大腸がんが減少傾向にある。
  3. C複数の臓器に同時にがんが生じる多発がんの頻度が増加する。
  4. D臓器別では胃がんが増加傾向にある。
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正解:C複数の臓器に同時にがんが生じる多発がんの頻度が増加する。

高齢者の場合、発症頻度と多発がんの頻度が増加します。胃がんは減少傾向、肺・大腸がんは増加傾向です。

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262糖尿病の三大合併症に含まれないものはどれか。

  1. A糖尿病性網膜症
  2. B糖尿病性白内障
  3. C糖尿病性神経障害
  4. D糖尿病性腎症
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正解:B糖尿病性白内障

糖尿病の三大合併症は、網膜症、腎症、神経障害です。

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263血液中のナトリウム濃度が何mEq/L未満の状態を低ナトリウム血症というか。

  1. A135mEq/L
  2. B115mEq/L
  3. C145mEq/L
  4. D125mEq/L
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正解:A135mEq/L

低ナトリウム血症は、血液中のナトリウム濃度が135mEq/L未満の状態をいいます。

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264高齢者の熱中症に関する記述で正しいものはどれか。

  1. A風邪薬に含まれる抗ヒスタミン薬が熱中症の要因となることはない。
  2. B発汗量が多いため、腋下温よりも直腸温のほうが正確である。
  3. C屋内では起こりにくいため、屋外でのみ注意が必要である。
  4. D高齢者は暑さを自覚しやすいため、環境調整は不要である。
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正解:B発汗量が多いため、腋下温よりも直腸温のほうが正確である。

熱中症では発汗が多いため、腋下温よりも直腸温のほうが正確です。また高齢者は暑さを自覚しにくく、屋内でも起こります。

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265慢性閉塞性肺疾患(COPD)の予防および治療の基本はどれか。

  1. Aステロイド薬の内服
  2. B酸素療法
  3. Cワクチン接種
  4. D禁煙
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正解:D禁煙

COPDは喫煙などを原因とし、予防、治療ともに禁煙が基本です。

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266誤嚥性肺炎に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A高齢者の場合、高熱などの症状が常にはっきりと現れる。
  2. B肺炎による死亡者の大部分は若年層である。
  3. C食物のかすや口腔内細菌などが気道から肺に入ることで引き起こされる。
  4. D予防にインフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンは効果がない。
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正解:C食物のかすや口腔内細菌などが気道から肺に入ることで引き起こされる。

誤嚥性肺炎は、食物のかすや口腔内細菌などが気道から肺に入ることで発症します。

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267中高年で発症する喘息の特徴として、誤っているものはどれか。

  1. A発作時には即効性の発作治療薬の吸入が行われる。
  2. B風邪などがきっかけとなって発作が起こることがある。
  3. C子どもに比べて治りやすいことが多い。
  4. D無発作時も気管支の炎症を抑える治療を続ける必要がある。
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正解:C子どもに比べて治りやすいことが多い。

中高年での喘息の発症も少なくなく、子どもに比べて「治りにくい」ことが多くなります。

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268ノルウェー疥癬(角化型疥癬)が発生した場合の対応として適切なものはどれか。

  1. A患者を一定期間、個室で管理する必要がある。
  2. B寝具等の共用は差し支えないが、洗濯は別にする。
  3. C原因はカビの一種であるため、抗真菌薬を使用する。
  4. D感染力が弱いため、通常の集団生活を継続してよい。
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正解:A患者を一定期間、個室で管理する必要がある。

ノルウェー疥癬は非常に感染力が強いため、集団感染を防ぐために一定期間の個室管理が必要です。原因はヒゼンダニです。

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269皮脂欠乏症の悪化を予防するための対応として、適切なものはどれか。

  1. A保湿を避けて皮膚を乾燥させた状態を保つ。
  2. B皮膚の皮脂を取り除くため、こまめに洗浄する。
  3. Cナイロンタオルを使って皮膚をよくこすり洗いする。
  4. D入浴時は石けんを泡立てて、柔らかいタオルや手で軽く洗う。
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正解:D入浴時は石けんを泡立てて、柔らかいタオルや手で軽く洗う。

皮脂を取りすぎないよう、石けんを泡立てて柔らかいタオルや手で軽く洗うことが重要です。

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270白内障と緑内障に関する記述で、正しいものはどれか。

  1. A白内障の治療として、早期から眼内レンズ挿入の手術を行う。
  2. B80歳以上の高齢者では白内障の割合は半数程度である。
  3. C日本の緑内障では、眼圧が正常な正常眼圧緑内障が多くみられる。
  4. D緑内障は自覚症状が強いため、早期発見が容易である。
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正解:C日本の緑内障では、眼圧が正常な正常眼圧緑内障が多くみられる。

日本の緑内障は眼圧が正常で神経障害を起こす正常眼圧緑内障が多くみられます。白内障は80歳以上でほぼ全員にみられます。

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271高齢者の難聴について、誤っているものはどれか。

  1. Aコミュニケーション時は正面を向いてゆっくり・はっきりと話す。
  2. B伝音性難聴は補聴器が無効な症例が多い。
  3. C加齢性難聴は高音域が障害される特徴がある。
  4. D加齢性難聴は感音性難聴に分類される。
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正解:B伝音性難聴は補聴器が無効な症例が多い。

伝音性難聴は補聴器が「有効」な症例が多く、感音性難聴は補聴器が「無効」な症例が多いのが特徴です。

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272転倒による打撲時の対応として、正しいものはどれか。

  1. A頭部打撲で両手足の脱力がみられる場合は、体を頻繁に動かして状態を確認する。
  2. B腹部の打撲で下腹部が膨らんできた場合は、肝臓や脾臓からの出血を疑う。
  3. C激しく出血している場合は、出血部位よりも心臓から遠い部位を圧迫する。
  4. D開放骨折の場合は、感染を防ぐために直ちに素手で骨を押し戻す。
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正解:B腹部の打撲で下腹部が膨らんできた場合は、肝臓や脾臓からの出血を疑う。

腹部の打撲で下腹部が膨らんでくる場合は、肝臓や脾臓からの出血が疑われます。開放骨折は触れないようにします。

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273誤嚥により呼吸困難が生じた際に、自分の喉を親指と人差し指でつかむ動作を何というか。

  1. Aチョークサイン
  2. Bドレナージサイン
  3. Cハイムリックサイン
  4. Dチアノーゼサイン
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正解:Aチョークサイン

誤嚥による呼吸困難時に自分の喉をつかむ動作をチョークサインといいます。

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274窒息時の異物除去法である「腹部突き上げ法(ハイムリック法)」の注意点はどれか。

  1. A異物がより奥に行かないように側臥位で行う。
  2. B臓器を傷つけることがあるので、行った場合はその旨を医療機関に伝える。
  3. C実施したことを医療機関に伝える必要はない。
  4. D意識がない場合のみ実施可能である。
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正解:B臓器を傷つけることがあるので、行った場合はその旨を医療機関に伝える。

腹部突き上げ法は臓器を傷つけることがあるため、行った場合はその旨を医療機関に伝える必要があります。

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275衣服の下にやけど(熱傷)を負った場合の対応として、適切なものはどれか。

  1. A衣服を脱がすと痛みや出血を起こすため、衣服の上から冷やす。
  2. B痛みを和らげるために、速やかに衣服を脱がせてから冷やす。
  3. Cシャワーの水で全身を冷やし続ける。
  4. D感染を防ぐため、氷を直接患部に当てて急激に冷やす。
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正解:A衣服を脱がすと痛みや出血を起こすため、衣服の上から冷やす。

衣服を脱がすと痛みが増強したり出血を起こしたりするため、衣服の上から冷やします。

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276心肺蘇生の手順における「胸骨圧迫」の適切な方法はどれか。

  1. A胸骨の下半分を、胸が約5cm沈むように強く圧迫する。
  2. B胸骨の上半分を、両手の付け根で圧迫する。
  3. C胸骨圧迫15回と人工呼吸2回を交互に繰り返す。
  4. D1分間に60回のテンポで行う。
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正解:A胸骨の下半分を、胸が約5cm沈むように強く圧迫する。

胸骨の下半分を約5cm(6cmを超えない)沈む深さで、1分間に100〜120回のテンポで圧迫し、胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返します。

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277吐き気や嘔吐がみられた場合の対応として、適切なものはどれか。

  1. A意識状態が悪い場合は、速やかに水分を補給させる。
  2. B腹痛の増悪を防ぐために患部を温める。
  3. C誤嚥を予防するために身体を横向き(側臥位)に寝かせる。
  4. Dのどが詰まらないように身体を仰向けにして寝かせる。
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正解:C誤嚥を予防するために身体を横向き(側臥位)に寝かせる。

吐き気がある時に仰向けにすると吐物で窒息を起こす恐れがあるため、横向きに寝かせます。

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278胃や十二指腸からの出血により、肛門から排出される黒色の便を何というか。

  1. Aタール便
  2. B粘血便
  3. C水様便
  4. D白色便
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正解:Aタール便

胃や十二指腸からの出血が便に混じって黒色になったものをタール便(黒色便)といいます。

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279感染症を予防するための対策の柱に含まれないものはどれか。

  1. A感染源の排除
  2. B宿主の抵抗力の向上
  3. C感染経路の遮断
  4. D病原体の自然増殖
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正解:D病原体の自然増殖

感染症予防の柱は「感染源の排除」「感染経路の遮断」「宿主の抵抗力の向上」の3つです。

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280標準予防策(スタンダード・プリコーション)の対象とならないものはどれか。

  1. A分泌物
  2. B
  3. C傷のある皮膚
  4. D血液
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正解:B

標準予防策では、汗を除くすべての人の血液、体液、分泌物、排泄物、傷のある皮膚などを感染源とみなします。

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281ノロウイルス感染者の便や嘔吐物を処理する際の予防策として、正しいものはどれか。

  1. A接触感染のみのため、手袋の着用だけで十分である。
  2. B処理後は衣服を他の利用者と一緒に洗濯してよい。
  3. Cアルコールによる手指消毒が最も効果的である。
  4. D飛沫感染や二次感染を防ぐため、マスクや手袋、エプロンの着用が必須である。
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正解:D飛沫感染や二次感染を防ぐため、マスクや手袋、エプロンの着用が必須である。

ノロウイルスは便や吐物からの飛沫感染もあるため、マスクや手袋、エプロンの着用が必須です。

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282高齢者の肺炎球菌ワクチンの定期接種について、正しいものはどれか。

  1. Aノロウイルス感染症の重症化を防ぐために有効である。
  2. Bすべての高齢者が無料でいつでも接種できる。
  3. C65歳の1年間に1回のみ機会があり、毎年対象者が異なる。
  4. D毎年1回受けることが推奨されている。
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正解:C65歳の1年間に1回のみ機会があり、毎年対象者が異なる。

令和6年度以降の定期接種の対象は原則として65歳の1年間に1回のみです。このほか60〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器やHIVによる免疫機能に重い障害がある人も対象となります。

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