1級電気工事施工管理技士(第一次検定) ① 電気工学Ⅰ(電気理論・電気機器)

電気理論と電気機器の基礎を扱う分野です。キルヒホッフの法則、電力量や有効電力・無効電力・皮相電力の関係、電磁誘導、平行導体間に働く力、表皮効果、RLC直列回路のインピーダンスと力率といった理論に加え、直流電動機の速度特性、同期電動機の位相特性曲線、誘導電動機のY-△始動、変圧器の効率が最大となる条件まで含みます。収録619問のうち75問を配置しています。式を丸暗記するより、何を変えると何が増減するかという関係でつかむと解答が安定します。

この分野の問題75問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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1電力系統において無効電力を調整し、電圧を適正な範囲に維持する目的で設置される設備群の総称はどれか。

  1. A保護継電装置
  2. B調相設備
  3. C開閉装置
  4. D絶縁協調設備
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正解:B調相設備

進み無効電力と遅れ無効電力を調整して電圧を維持する設備群の総称を調相設備という。

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2無負荷の同期発電機であり、界磁電流を調整することで無効電力を連続的に変化させ系統に供給するものはどれか。

  1. A分路リアクトル
  2. B同期調相機
  3. C進相用コンデンサ
  4. D静止形無効電力補償装置
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正解:B同期調相機

同期調相機は界磁電流の調整で無効電力を遅相から進相まで連続的に変化させる。

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3交流回路に並列に接続し、進み力率を補償するために使用される設備はどれか。

  1. A分路リアクトル
  2. B直列コンデンサ
  3. C進相用コンデンサ
  4. D同期調相機
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正解:A分路リアクトル

分路リアクトルは進み力率を補償するために交流回路に並列接続される。

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4分路リアクトルの特徴として誤っているものはどれか。

  1. A構造上、鉄心からの騒音が大きい。
  2. B価格が安価である。
  3. C段階的な無効電力の調整となる。
  4. D無効電力を高速かつ連続的に制御できる。
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正解:D無効電力を高速かつ連続的に制御できる。

無効電力の調整は段階的であり、連続的な制御はできない。高速・連続制御はSVCの特徴である。

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5負荷変動による電圧変動や電圧フリッカの抑制を目的として、無効電力を高速に制御できる装置はどれか。

  1. A分路リアクトル
  2. B静止形無効電力補償装置(SVC)
  3. C同期調相機
  4. D調相用コンデンサ
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正解:B静止形無効電力補償装置(SVC)

SVCは無効電力を高速に制御し、電圧フリッカの抑制などに用いられる。

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6導体の電気抵抗について正しい説明はどれか。

  1. A断面積に反比例し、長さに比例する。
  2. B断面積に比例し、長さに反比例する。
  3. C断面積と長さに比例する。
  4. D断面積と長さに反比例する。
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正解:A断面積に反比例し、長さに比例する。

導体の電気抵抗は、断面積に反比例し、長さに比例する。

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7ある回路にV[V]の電圧を加え、I[A]の電流がt秒間流れた。このときになされた電力量W[J]を表す式として正しいものはどれか。

  1. AW = VI/t
  2. BW = V/It
  3. CW = VIt
  4. DW = Vt/I
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正解:CW = VIt

電力量は電力(VI)と時間(t)の積であるVItで表される。

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8R[Ω]の抵抗にI[A]の電流をt秒間流したとき、抵抗内で消費される電気エネルギーがすべて熱エネルギーに変換される現象を何と呼ぶか。

  1. Aゼーベック効果
  2. Bペルチェ効果
  3. Cオームの法則
  4. Dジュールの法則
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正解:Dジュールの法則

電気エネルギーが熱エネルギーに変換されることをジュールの法則という。

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92種類の金属線で閉回路を作り、2つの接続部を異なる温度に保持すると回路内に起電力が生じて電流が流れる現象はどれか。

  1. Aペルチェ効果
  2. Bトムソン効果
  3. Cゼーベック効果
  4. Dピンチ効果
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正解:Cゼーベック効果

温度差によって起電力が生じる現象をゼーベック効果と呼ぶ。

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102種類の金属の組合せからなる回路に電流を流すと、接続点に熱の吸収あるいは発生が生じる現象はどれか。

  1. Aペルチェ効果
  2. Bゼーベック効果
  3. Cトムソン効果
  4. Dジュールの法則
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正解:Aペルチェ効果

電流によって接続点に熱の吸収・発生が生じる現象をペルチェ効果と呼ぶ。

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11導電性液体などに電流が流れると、導体断面に磁界ができ、電流を中心に引き寄せようとする力が生じて導体が収縮する現象はどれか。

  1. Aペルチェ効果
  2. Bトムソン効果
  3. Cピンチ効果
  4. Dゼーベック効果
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正解:Cピンチ効果

導体が磁界の相互作用で収縮する現象をピンチ効果と呼ぶ。

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122本の平行な導体に電流が流れている。電流の方向が互いに反対方向である場合、導体間に働く力として正しいものはどれか。

  1. A互いに反発力が生じる。
  2. B互いに吸引力が生じる。
  3. C力は生じない。
  4. D引力と斥力が交互に生じる。
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正解:A互いに反発力が生じる。

反対方向に電流が流れる場合、平行導体間には反発力が生じる。

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132本の平行導体間において、導体に働く力の大きさに関する記述で正しいものはどれか。

  1. A2つの電流の積に反比例し、導体間の距離に比例する。
  2. B2つの電流の積に比例し、導体間の距離に反比例する。
  3. C電流の和に比例し、距離の2乗に反比例する。
  4. D電流の和に反比例し、距離の2乗に比例する。
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正解:B2つの電流の積に比例し、導体間の距離に反比例する。

力の大きさはI1とI2の積に比例し、距離rに反比例する。

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14磁性体のB-H曲線において、磁界の強さHがゼロであるにも関わらず磁性体に残る磁束密度のことを何と呼ぶか。

  1. A保磁力
  2. Bヒステリシス損
  3. C残留磁気
  4. D飽和磁束密度
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正解:C残留磁気

磁界Hをゼロにしても残る磁束密度Bを残留磁気と呼ぶ。

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15ヒステリシスループにおいて、磁性体の磁束密度Bをゼロにするために必要な逆方向の磁界の強さHを何と呼ぶか。

  1. A残留磁気
  2. B抗磁力
  3. C保磁力
  4. D励磁力
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正解:C保磁力

磁束密度をゼロにする点の磁界の強さを保磁力と呼ぶ。

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16フレミングの左手の法則において、中指が示す方向はどれか。

  1. A磁界の方向
  2. B電磁力の方向
  3. C運動の方向
  4. D電流の方向
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正解:D電流の方向

左手の法則では、人さし指が磁界、中指が電流、親指が電磁力を示す。

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17フレミングの右手の法則はどのような現象に適用されるか。

  1. A電流による磁界の発生
  2. B磁界中の導体に働く力の方向
  3. C導体が磁界を横切る際に生じる起電力の方向
  4. Dコンデンサの充電電流の方向
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正解:C導体が磁界を横切る際に生じる起電力の方向

右手の法則は、導体の運動によって生じる誘導起電力の方向を示す。

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18磁束密度B[T]の平等磁界中に、磁界の向きに対して直角に置かれた長さL[m]の導体にI[A]の電流を流した。このとき導体に働く電磁力の大きさF[N]を表す式はどれか。

  1. AF = B / (IL)
  2. BF = BIL
  3. CF = I / (BL)
  4. DF = B²IL
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正解:BF = BIL

直角(sin90°=1)のとき、電磁力はF=BILとなる。

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19コイルを貫く磁束が時間的に変化するとき、コイルに起電力が発生する現象を何というか。

  1. A静電誘導
  2. B電磁誘導
  3. C相互誘導
  4. D自己誘導
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正解:B電磁誘導

磁束の変化によって起電力が発生する現象を電磁誘導という。

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20誘導によって生じる起電力の向きは、磁束の変化を妨げる方向に発生するという法則はどれか。

  1. Aファラデーの法則
  2. Bビオ・サバールの法則
  3. Cアンペアの周回路の法則
  4. Dレンツの法則
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正解:Dレンツの法則

変化を妨げる方向に起電力が発生することをレンツの法則という。

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21コイルに流れる電流が1秒間に1Aの割合で変化するとき、1Vの起電力を生じさせる自己インダクタンスの単位はどれか。

  1. Aファラド [F]
  2. Bクーロン [C]
  3. Cテスラ [T]
  4. Dヘンリー [H]
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正解:Dヘンリー [H]

自己インダクタンスの単位はヘンリー[H]である。

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22無限に長い直線状導線に電流I[A]が流れているとき、導線から距離r[m]離れた点の磁界の強さH[A/m]を表す式として正しいものはどれか。

  1. AH = I / (πr²)
  2. BH = 2πr / I
  3. CH = I / (2πr)
  4. DH = I² / (2πr)
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正解:CH = I / (2πr)

アンペアの周回路の法則より、H = I / (2πr) となる。

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23銅や鉄などの金属板の中を磁束が貫き、その磁束が変化した際に金属板内に生じるうず巻状の誘導電流を何というか。

  1. A変位電流
  2. B漂遊電流
  3. C励磁電流
  4. Dうず電流
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正解:Dうず電流

磁束の変化により金属板内に生じる電流をうず電流という。

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24導体に交流電流が流れる場合、電流が導体の表面近くに集まって流れる現象を何というか。

  1. A表皮効果
  2. Bゼーベック効果
  3. Cピンチ効果
  4. Dペルチェ効果
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正解:A表皮効果

交流が導体の表面近くを流れる現象を表皮効果と呼ぶ。

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25表皮効果が大きくなる条件として誤っているものはどれか。

  1. A導体の断面積が大きいほど大きくなる。
  2. B周波数が高いほど大きくなる。
  3. C導体の導電率が大きいほど大きくなる。
  4. D導体が非磁性体であるほど大きくなる。
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正解:D導体が非磁性体であるほど大きくなる。

導体が強磁性体であり、体内の磁束が多くなるほど表皮効果は大きくなる。

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262つの点電荷間に作用する力に関するクーロンの法則の記述で正しいものはどれか。

  1. A電荷の積に反比例し、距離の2乗に比例する。
  2. B電荷の和に比例し、距離の2乗に反比例する。
  3. C電荷の積に比例し、距離の2乗に反比例する。
  4. D電荷の積に比例し、距離に反比例する。
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正解:C電荷の積に比例し、距離の2乗に反比例する。

クーロンの力は電荷の積に比例し、距離の2乗に反比例する。

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27電気力線の性質として誤っているものはどれか。

  1. A正電荷から始まり負電荷に終わる。
  2. B互いに交わることはない。
  3. C等電位線や等電位面と平行に交わる。
  4. D電位の高い点から低い点に向かう。
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正解:C等電位線や等電位面と平行に交わる。

電気力線は等電位線や等電位面と垂直に交わる。

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28静電容量がそれぞれC1, C2, C3の3つのコンデンサを直列に接続した場合、合成静電容量Cを求める式として正しいものはどれか。

  1. AC = C1 + C2 + C3
  2. BC = 1 / (1/C1 + 1/C2 + 1/C3)
  3. CC = 1 / (C1 + C2 + C3)
  4. DC = (C1×C2×C3) / (C1+C2+C3)
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正解:BC = 1 / (1/C1 + 1/C2 + 1/C3)

直列接続されたコンデンサの合成容量は、各静電容量の逆数の和の逆数になる。

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29コンデンサの静電容量を大きくするための条件として正しいものはどれか。

  1. A極板の面積を小さくする
  2. B極板間の距離を小さくする
  3. C極板間の距離を大きくする
  4. D比誘電率の小さい誘電体を用いる
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正解:B極板間の距離を小さくする

静電容量C = ε(S/d) なので、極板間距離dを小さくすると容量は大きくなる。

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30抵抗R1, R2, R3が並列に接続されている回路における合成抵抗Rを求める式として正しいものはどれか。

  1. AR = 1 / (1/R1 + 1/R2 + 1/R3)
  2. BR = R1 + R2 + R3
  3. CR = 1 / (R1 + R2 + R3)
  4. DR = (R1×R2×R3) / (R1+R2+R3)
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正解:AR = 1 / (1/R1 + 1/R2 + 1/R3)

並列抵抗の合成値は、各抵抗の逆数の和の逆数となる。

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31回路網中の任意の接続点において、流入する電流の総和と流出する電流の総和は等しいとする法則はどれか。

  1. Aキルヒホッフの第2法則
  2. Bジュールの法則
  3. Cアンペアの周回路の法則
  4. Dキルヒホッフの第1法則
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正解:Dキルヒホッフの第1法則

電流の分岐点における総和の保存はキルヒホッフの第1法則(電流の法則)である。

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32回路網中の任意の閉路を一定方向に一周したとき、起電力の総和と電圧降下の総和が互いに等しいとする法則はどれか。

  1. Aアンペアの法則
  2. Bクーロンの法則
  3. Cキルヒホッフの第1法則
  4. Dキルヒホッフの第2法則
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正解:Dキルヒホッフの第2法則

閉回路における電圧の総和の法則はキルヒホッフの第2法則(電圧の法則)である。

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33交流の電圧や電流を、一定時間内に同じ電力量を消費する直流の大きさで表した値を何というか。

  1. A最大値
  2. B瞬時値
  3. C実効値
  4. D平均値
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正解:C実効値

同じ電力量を消費する直流の値に換算したものを実効値という。

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34正弦波交流において、波高率を表す式として正しいものはどれか。

  1. A実効値 / 平均値
  2. B最大値 / 平均値
  3. C平均値 / 実効値
  4. D最大値 / 実効値
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正解:D最大値 / 実効値

波高率は 最大値 / 実効値 で求められる。

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35正弦波交流において、最大値をEmとしたとき、半周期についての平均値を表す式はどれか。

  1. AEm / √2
  2. B(2/π) Em
  3. C√2 Em
  4. D(π/2) Em
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正解:B(2/π) Em

正弦波の半周期の平均値は (2/π) × 最大値 となる。1周期で平均すると0になるため、平均値は半周期でとる。

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36交流回路における皮相電力について正しい説明はどれか。

  1. A電圧の実効値と電流の実効値の積である。
  2. B皮相電力に力率を掛けたものが無効電力である。
  3. C実際に熱消費の伴わない電力である。
  4. D単位はワット[W]が用いられる。
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正解:A電圧の実効値と電流の実効値の積である。

皮相電力は実効電圧と実効電流の積で、単位は[VA]である。

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37有効電力P、無効電力Pq、皮相電力Psの間に成り立つ関係式として正しいものはどれか。

  1. APs = P + Pq
  2. BPs = √(P² + Pq²)
  3. CPs = √(P² - Pq²)
  4. DPs = P × Pq
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正解:BPs = √(P² + Pq²)

皮相電力の2乗は有効電力の2乗と無効電力の2乗の和に等しい。

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38ホイートストンブリッジ回路において、ブリッジが平衡したときの条件として正しいものはどれか。

  1. A向かい合う辺の抵抗の積が等しい。
  2. B向かい合う辺の抵抗の和が等しい。
  3. C隣り合う辺の抵抗の積が等しい。
  4. Dすべての辺の抵抗値が等しい。
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正解:A向かい合う辺の抵抗の積が等しい。

平衡条件は、対角にある抵抗の積が等しくなること(R1R4 = R2R3)である。

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39平衡三相交流回路において、Y形(スター)結線の特徴として正しいものはどれか。

  1. A線間電圧は相電圧の√3倍である。
  2. B線電流は相電流の√3倍である。
  3. C線間電圧は相電圧と等しい。
  4. D線電流は相電流の1/√3倍である。
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正解:A線間電圧は相電圧の√3倍である。

Y形結線では、線間電圧は相電圧の√3倍、線電流と相電流は等しくなる。

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40平衡三相交流回路において、△形(デルタ)結線の特徴として正しいものはどれか。

  1. A線間電圧は相電圧の√3倍である。
  2. B線電流は相電流の√3倍である。
  3. C線間電圧は相電圧の1/√3倍である。
  4. D線電流は相電流と等しい。
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正解:B線電流は相電流の√3倍である。

△形結線では、線電流は相電流の√3倍、線間電圧と相電圧は等しくなる。

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41平衡三相回路におけるY形結線から△形結線への抵抗の換算において、Y形の1相の抵抗をrとしたとき、等価な△形の1相の抵抗Rを表す式はどれか。

  1. AR = r / 3
  2. BR = 3 r
  3. CR = √3 r
  4. DR = r / √3
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正解:BR = 3 r

Y結線の抵抗rを△結線に換算すると、R = 3r となる。

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42抵抗R、インダクタンスL、静電容量Cが直列に接続された回路の合成インピーダンスZを表す式として正しいものはどれか。

  1. AZ = √(R² + (XL - XC)²)
  2. BZ = R + (XL - XC)
  3. CZ = √(R² + (XL + XC)²)
  4. DZ = √(R² - (XL - XC)²)
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正解:AZ = √(R² + (XL - XC)²)

RLC直列回路のインピーダンスは、Z = √(R² + (XL - XC)²) となる。

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43RLC直列回路において、インピーダンスZ[Ω]、抵抗R[Ω]としたとき、力率cosθを求める式はどれか。

  1. Acosθ = R / Z
  2. Bcosθ = Z / R
  3. Ccosθ = (XL - XC) / Z
  4. Dcosθ = R / (XL - XC)
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正解:Acosθ = R / Z

力率は抵抗Rを合成インピーダンスZで割った値(R/Z)で求められる。

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44三相交流電力を2個の単相電力計W1、W2を用いて測定する二電力計法において、三相電力Pを求める式はどれか。

  1. AP = W1 - W2
  2. BP = W1 + W2
  3. CP = (W1 + W2) / √3
  4. DP = √3 (W1 + W2)
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正解:BP = W1 + W2

二電力計法では、2つの電力計の指示値の代数和(W1+W2)が三相電力となる。

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45直流の電流計の測定範囲を拡大するために、電流計に並列に接続する抵抗器を何というか。

  1. A倍率器
  2. B計器用変圧器
  3. C変流器
  4. D分流器
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正解:D分流器

直流電流計に並列接続して測定範囲を広げる抵抗器を分流器と呼ぶ。

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46直流の電圧計の測定範囲を拡大するために、電圧計に直列に接続する抵抗器を何というか。

  1. A分流器
  2. B倍率器
  3. C変流器
  4. D計器用変圧器
正解と解説を見る

正解:B倍率器

直流電圧計に直列接続して電圧を降下させる抵抗器を倍率器と呼ぶ。

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47計器用変圧器(VT)の一次側を測定対象回路に接続し、二次側に電圧計を接続した。巻線比がa(一次巻数/二次巻数)、電圧計の読みがV2のとき、一次電圧V1を求める式はどれか。

  1. AV1 = a × V2
  2. BV1 = V2 / a
  3. CV1 = a / V2
  4. DV1 = V2 / a²
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正解:AV1 = a × V2

巻線比a = V1/V2 より、一次電圧V1 = a × V2 となる。

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48制御量の値を目標値と比較し、それらを一致させるように訂正動作を行う、閉ループを構成する制御方式はどれか。

  1. Aフィードバック制御
  2. Bシーケンス制御
  3. Cフィードフォワード制御
  4. Dオープンループ制御
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正解:Aフィードバック制御

結果を目標値と比較して訂正を行う閉ループ制御をフィードバック制御と呼ぶ。

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49あらかじめ定められた順序に従って、制御の各段階を逐次進めていく、不連続な量の制御方式はどれか。

  1. Aフィードバック制御
  2. Bフィードフォワード制御
  3. Cシーケンス制御
  4. DPID制御
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正解:Cシーケンス制御

順序に従ってON/OFFなどを進める制御をシーケンス制御と呼ぶ。

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50論理回路において、入力条件がすべてオンになったときのみ出力がオンとなる回路はどれか。

  1. AOR回路
  2. BNAND回路
  3. CNOR回路
  4. DAND回路
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正解:DAND回路

全ての入力が条件を満たすと出力される回路はAND回路である。

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51OR回路の出力を否定(NOT)した論理回路であり、入力の片方又は両方がオンのとき出力がオフとなる回路はどれか。

  1. ANAND回路
  2. BNOR回路
  3. CAND回路
  4. DNOT回路
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正解:BNOR回路

ORを否定した論理回路はNOR回路である。

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52PID制御において、制御量と目標値との偏差の時間積分値に比例した大きさで操作量を変化させ、残留偏差(オフセット)を除去する動作はどれか。

  1. AI動作
  2. BP動作
  3. CD動作
  4. D微分動作
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正解:AI動作

積分により残留偏差をなくす制御はI動作(積分動作)である。

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53フィードバック制御にステップ入力を加えた際、出力値が最大値の10%から90%に達するまでの時間を何と呼ぶか。

  1. A行過ぎ時間
  2. B整定時間
  3. C遅延時間
  4. D立上り時間
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正解:D立上り時間

10%から90%まで変化するのにかかる時間を立上り時間と呼ぶ。

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54直流電動機のうち、負荷電流が増加するとトルクは増加するが回転速度は著しく減少する変速度特性を持つものはどれか。

  1. A分巻電動機
  2. B直巻電動機
  3. C複巻電動機
  4. D誘導電動機
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正解:B直巻電動機

界磁と電機子を直列に接続する直巻電動機は、回転速度が著しく減少する変速度特性を持つ。

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55直流電動機のうち、負荷電流が大きくなっても回転速度の変化が小さく、定速度電動機と呼ばれるものはどれか。

  1. A分巻電動機
  2. B直巻電動機
  3. C複巻電動機
  4. D同期電動機
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正解:A分巻電動機

界磁と電機子を並列に接続する分巻電動機は定速度特性を持つ。

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56同期発電機の励磁方式のうち、主機に直結した交流発電機の出力を回転軸上の整流器で直流に変換し、スリップリングを介さずに直接供給する方式はどれか。

  1. A直流励磁方式
  2. Bサイリスタ励磁方式
  3. Cブラシレス励磁方式
  4. D別置整流装置付き交流励磁方式
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正解:Cブラシレス励磁方式

スリップリングやブラシを介さず直接供給する方式をブラシレス励磁方式という。

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57周波数f[Hz]、極数pの同期機の同期速度Ns[rpm]を求める式として正しいものはどれか。

  1. ANs = 120p / f
  2. BNs = f / (120p)
  3. CNs = 60f / p
  4. DNs = 120f / p
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正解:DNs = 120f / p

同期速度は 120 × 周波数 ÷ 極数 で求められる。

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58同期発電機の短絡比が大きい場合の特徴として誤っているものはどれか。

  1. A同期インピーダンスが小さい。
  2. B電圧変動率が小さい。
  3. C安定度が低下する。
  4. D鉄損や機械損が増し効率が悪くなる。
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正解:C安定度が低下する。

短絡比が大きいとリアクタンスが小さくなるため、安定度は向上する。

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59同期発電機の並列運転において、各発電機の誘導起電力が満たすべき条件に含まれないものはどれか。

  1. A回転部のはずみ車効果が等しいこと。
  2. B起電力の大きさが等しいこと。
  3. C周波数が等しいこと。
  4. D起電力が同相であること。
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正解:A回転部のはずみ車効果が等しいこと。

はずみ車効果は安定度向上策に関係するが、並列運転の必須条件ではない。

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60同期発電機の安定度を向上させるための対策として正しいものはどれか。

  1. A同期リアクタンスを大きくする。
  2. B短絡比を小さくする。
  3. C励磁装置の応答速度を速くする。
  4. D回転部のはずみ車効果を小さくする。
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正解:C励磁装置の応答速度を速くする。

応答速度を速くすることは安定度向上に有効である。リアクタンスは小さく、短絡比は大きくする必要がある。

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61同期電動機の回転子の励磁を変化させたときの電機子電流との関係を表す位相特性曲線は、その形状から何と呼ばれるか。

  1. AB-H曲線
  2. Bトルク曲線
  3. CV曲線
  4. D負荷曲線
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正解:CV曲線

励磁電流と電機子電流の関係グラフはV字形になるためV曲線と呼ばれる。

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62同期電動機は起動トルクがゼロであるため自力始動できない。始動用の誘導電動機を直結して駆動する始動法はどれか。

  1. A自己始動法
  2. B低周波始動法
  3. C全電圧始動法
  4. D始動電動機法
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正解:D始動電動機法

別の電動機を直結して同期速度まで回す方法を始動電動機法という。

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63回転できる銅の円板を永久磁石ではさみ、磁石を動かすと円板が同方向に回転する。この誘導電動機の回転原理を何というか。

  1. Aファラデーの円板
  2. Bアラゴの円板
  3. Cフレミングの円板
  4. Dレンツの円板
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正解:Bアラゴの円板

うず電流と磁界の相互作用で円板が回る原理をアラゴの円板という。

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64回転子鉄心の溝に銅棒を差し込み、両端を短絡環で接続した構造を持つ誘導電動機はどれか。

  1. A巻線形誘導電動機
  2. B同期電動機
  3. C整流子電動機
  4. Dかご形誘導電動機
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正解:Dかご形誘導電動機

銅棒と短絡環を用いた堅固な構造の回転子を持つものをかご形誘導電動機という。

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65誘導電動機のすべりsを表す式として正しいものはどれか。ただし、noは回転磁界の速度、nは回転子の速度とする。

  1. As = (no - n) / n
  2. Bs = (n - no) / no
  3. Cs = (no - n) / no
  4. Ds = no / (no - n)
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正解:Cs = (no - n) / no

すべりは同期速度に対する相対速度の割合であり、(no - n)/no で表される。

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66三相誘導電動機の出力特性において、軽負荷範囲で急激に低下する特性はどれか。

  1. A効率
  2. B一次電流
  3. C回転速度
  4. Dすべり
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正解:A効率

効率は軽負荷範囲において急激に低下する特性を持っている。

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67誘導電動機のY-△始動法に関する説明で正しいものはどれか。

  1. A始動電流は1/3になるが、始動トルクは変化しない。
  2. B始動時は△結線とし、正常運転後にY結線に切り替える。
  3. C始動電流、始動トルクともに△結線全電圧始動の1/3に低下する。
  4. D始動時に各相に電源電圧の√3倍の電圧を加える。
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正解:C始動電流、始動トルクともに△結線全電圧始動の1/3に低下する。

Y結線で始動すると相電圧が1/√3になるため、電流とトルクは1/3になる。

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68巻線形誘導電動機の速度制御法であり、外部抵抗を変化させて比例推移の原理により速度を制御する方法はどれか。

  1. Aインバータ制御法
  2. B電源周波数制御法
  3. C二次抵抗制御法
  4. D全電圧始動法
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正解:C二次抵抗制御法

二次回路に外部抵抗を挿入してすべりを変化させる方法を二次抵抗制御法という。

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69単相誘導電動機のうち、主巻線と始動巻線の2つを持ち、電気抵抗とリアクタンスの差から電流の位相をずらして回転磁界を得る方式はどれか。

  1. A分相始動形
  2. Bくま取りコイル形
  3. Cコンデンサ始動形
  4. D反発始動形
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正解:A分相始動形

巻線のインピーダンスの違いを利用して位相差を作るものを分相始動形という。

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70変圧器の一次巻線数をn1、二次巻線数をn2としたとき、巻線比aを表す式として正しいものはどれか。

  1. Aa = n2 / n1
  2. Ba = n1 / n2
  3. Ca = n1 × n2
  4. Da = 1 / (n1 × n2)
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正解:Ba = n1 / n2

巻線比は一次巻数と二次巻数の比であり、n1/n2 で表される。

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71変圧器の損失のうち、無負荷損に分類されるものはどれか。

  1. A一次巻線抵抗損
  2. Bヒステリシス損
  3. C二次巻線抵抗損
  4. D漂遊負荷損
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正解:Bヒステリシス損

無負荷損の主なものは鉄損であり、鉄損はヒステリシス損とうず電流損からなる。

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72変圧器において、鉄損とうず電流損の主な発生場所はどこか。

  1. A絶縁物
  2. B巻線
  3. C締付ボルト
  4. D鉄心
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正解:D鉄心

ヒステリシス損やうず電流損(鉄損)は、主に鉄心で発生する。

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73変圧器の効率が最大となる条件として正しいものはどれか。

  1. A無負荷損がゼロのとき
  2. B負荷損が無負荷損より大きいとき
  3. C負荷損がゼロのとき
  4. D無負荷損(鉄損)と負荷損(銅損)が等しいとき
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正解:D無負荷損(鉄損)と負荷損(銅損)が等しいとき

変圧器の効率は、鉄損と銅損が等しくなる負荷のときに最大となる。

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74変圧器の結線のうち、二次側の線間電圧が相電圧の√3倍となり、送電端など電圧を高くする場合に用いられる結線はどれか。

  1. A△-Y結線
  2. B△-△結線
  3. CY-△結線
  4. DY-Y結線
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正解:A△-Y結線

二次側がY結線の場合、線間電圧が相電圧の√3倍になるため昇圧に適している。

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75変圧器のY-Y結線に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A第三調波が還流できるため電圧波形がひずまない。
  2. B線間電圧と変圧器巻線の電圧が等しい。
  3. C第三調波の流れる回路がないため電圧波形がひずみ、通信線に雑音障害を与える。
  4. D昇圧用途として送電端で最も広く用いられる。
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正解:C第三調波の流れる回路がないため電圧波形がひずみ、通信線に雑音障害を与える。

Y-Y結線は第三調波の還流回路がないため、波形ひずみや通信線障害の原因になる。

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