ビジネス文書検定3級 ④ 正確な文章

誤解のない正確な文章を書く力を問う分野です。「恐らく〜だろう」「決して〜ない」「必ずしも〜ない」のような呼応(副詞と述語の対応)、意味が重複した語(およそ約〜ほど、過半数を超えるなど)の削除が頻出します。あわせて「応対/応接/接待」の使い分けや、「以上・以下(その数を含む)」「超える・未満(その数を含まない)」といった数量用語の定義も問われます。文のねじれや重複を見抜き、簡潔で正確な表現に整える視点を養いましょう。

この分野の問題35問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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115「恐らく」という言葉が文中に含まれる場合、述語として適切なものはどれか。

  1. A〜だろう
  2. B〜することにした
  3. C〜したい
  4. D〜したため
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正解:A〜だろう

「恐らく」は推測の言葉である「〜だろう」と呼応させる必要がある。

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116「決して」という否定的な意味を持つ言葉と呼応して使われる表現として、誤っているものはどれか。

  1. A〜ない
  2. B〜かもしれない
  3. C〜しない
  4. D〜ではない
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正解:B〜かもしれない

「決して」は「〜ない」「〜しない」「〜ではない」といった否定形と呼応する。

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117「断じて許さない。」という文に含まれる副詞と呼応関係にある表現はどれか。

  1. A〜である
  2. B〜とする
  3. C〜ない
  4. D〜という
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正解:C〜ない

「断じて」は「〜ない」という否定表現と呼応する。

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118「必ずしも万全とは言えない。」の文における「必ずしも」の説明として正しいものはどれか。

  1. A肯定的な文に用いる
  2. B強い肯定を表す
  3. C仮定の文に用いる
  4. D後ろに否定的な言葉が来る
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正解:D後ろに否定的な言葉が来る

「必ずしも」は、その後に否定的な言葉(〜ない等)が続くのが決まりである。

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119「たとえ仕事が深夜に及んでも構わない。」という文の形式として正しい説明はどれか。

  1. A仮定の条件を示す形式である
  2. B否定的な文の形式である
  3. C推量を表す形式である
  4. D指示を表す形式である
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正解:A仮定の条件を示す形式である

「たとえ〜でも」は、仮定の条件を示す文章の形式である。

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120「全然話が通じない。」という文に含まれる、否定の文であることを示す副詞はどれか。

  1. A話が
  2. B全然
  3. C通じ
  4. Dない
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正解:B全然

「全然」は、その後に否定の言葉が続く決まりを持つ。

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121「7月1日付で、関連会社への出向の指示を命じられた。」という文において、文を整えるために削除すべき箇所はどれか。

  1. A7月1日付で
  2. B関連会社への
  3. Cの指示を
  4. D出向の
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正解:Cの指示を

「出向」と「指示」が重なっているため、「の指示」を削除するのが適切。

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122「今回の台風による被害額は、およそ約1,500万円ほどである。」という文を整えるために適切な修正はどれか。

  1. A「およそ」を削除する
  2. B「約」を削除する
  3. C「ほど」を削除する
  4. D「およそ」と「約」を削除する
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正解:D「およそ」と「約」を削除する

意味が重複している「およそ」と「約」を両方削除することで、文が整う。

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123「採決の結果、賛成が過半数を超えた。」という文において、意味の重複により削除すべき言葉の組み合わせはどれか。

  1. A過半数と超えた
  2. B採決と結果
  3. C賛成と過半数
  4. D賛成と超えた
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正解:A過半数と超えた

「過半数」は「半分を超える」という意味を含むため、「超えた」と重複する。

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124「一向に」を正しく使えている文はどれか。

  1. A一向に忙しい
  2. B一向に構わない
  3. C一向に賛成だ
  4. D一向に増えた
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正解:B一向に構わない

「一向に」は打ち消しの語を伴う。「一向に構わない」は正しい用法。

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125「電話で相手の用件を受け答えする」ことを表す言葉として、最も適切なものはどれか。

  1. A応接
  2. B接待
  3. C応対
  4. D対面
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正解:C応対

言葉での受け答えは「応対」が適切である。

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126「得意先を料亭でもてなす」ことを表す言葉として、最も適切なものはどれか。

  1. A応対
  2. B応接
  3. C対応
  4. D接待
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正解:D接待

飲食などでもてなすことは「接待」である。

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127「来客を応接室へ通して直接相手をする」ことを表す言葉として、最も適切なものはどれか。

  1. A応接
  2. B応対
  3. C接待
  4. D応答
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正解:A応接

直接会って相手をすることは「応接」である。

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128「以上」「以下」という数量用語の定義について、正しい説明はどれか。

  1. Aその数は含まない
  2. Bその数を含む
  3. Cその数より大きい
  4. Dその数より小さい
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正解:Bその数を含む

「以上」や「以下」は、その数自体を含む表現である。

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129「超える」「未満」という数量用語の定義について、正しい説明はどれか。

  1. Aその数を含む
  2. Bその数以下である
  3. Cその数は含まない
  4. Dその数以上である
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正解:Cその数は含まない

「超える」や「未満」は、その数自体を含まない表現である。

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130「51名から99名まで」を数量用語で表す場合、正しい組み合わせはどれか。

  1. A51名以上・99名以上
  2. B51名超・99名未満
  3. C51名未満・100名以上
  4. D51名以上・100名未満
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正解:D51名以上・100名未満

51名を含む場合は「以上」、99名まで(100名を含まない)は「未満」を使う。

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131ビジネス文書の表題(件名)の役割として、最も適切なものはどれか。

  1. A文書の内容を簡潔に表す
  2. B文書の詳細を全て記載する
  3. C受取人の名前を記載する
  4. D日付を強調する
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正解:A文書の内容を簡潔に表す

表題は、読めば文書の内容が分かるように簡潔に表すものである。

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132社内文書の件名として、内容が最も的確に伝わるものはどれか。

  1. AK電鉄ご利用の皆様へ
  2. B「通勤費変更届」の提出について(通知)
  3. CK電鉄利用者へ(至急)
  4. DK電鉄運賃改定のお知らせ
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正解:B「通勤費変更届」の提出について(通知)

文書の内容が「通勤費変更届の提出」であるため、これが最も適切。

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133「1万円以上」という条件に含まれるのはどれか。

  1. A1万円未満
  2. B1万円より少ない
  3. Cちょうど1万円
  4. D1万円を割る
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正解:Cちょうど1万円

「以上」は、その数(1万円)を含むため、ちょうど1万円も含まれる。

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134「1万円を超える」という条件に含まれないのはどれか。

  1. A1万1円
  2. B1万5千円
  3. C2万円
  4. D1万円
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正解:D1万円

「超える」は、その数(1万円)を含まないため、1万円ちょうどは含まれない。

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135「予告の言葉(叙述の副詞)」の説明として、正しいものはどれか。

  1. A最後まで読まなくても文の性質がわかる言葉
  2. B文の最後に置かれる言葉
  3. C文を長くするための修飾語
  4. D類義語を判別するための記号
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正解:A最後まで読まなくても文の性質がわかる言葉

予告の言葉は、否定や仮定、推量の文であることを前もって示す言葉である。

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136「文章のよじれ」についての説明として、最も適切なものはどれか。

  1. A文字の誤字脱字のこと
  2. B読み手に負担をかける悪文のこと
  3. C文章の構成が長すぎること
  4. Dレイアウトが崩れていること
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正解:B読み手に負担をかける悪文のこと

文章を読んでいて「どこか変だな」と思うものが「よじれのある文」である。

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137「文を整える」という作業の説明として、正しいものはどれか。

  1. A文の内容を書き換えること
  2. B類義語を増やすこと
  3. C文の一部を修正したり削除したりすること
  4. D語彙を専門的にすること
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正解:C文の一部を修正したり削除したりすること

文の形式を無視している場合などに、一部を修正・削除して整えることをいう。

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138「恐らく」の後に続くべき正しい述語の形式はどれか。

  1. A〜しなさい
  2. B〜したい
  3. C〜するつもりだ
  4. D〜だろう
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正解:D〜だろう

「恐らく」は推量を表す「〜だろう」と呼応する。

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139「決して」の説明として正しいものはどれか。

  1. A否定的な意味を強める
  2. B必ず肯定的な文末で終わる
  3. C推量の意味を強める
  4. D仮定条件を強調する
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正解:A否定的な意味を強める

「決して」は「〜ない」などの強い否定と呼応する。

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140「断じて」の後に続くべき表現として、適切なものはどれか。

  1. A〜と思う
  2. B〜許さない
  3. C〜する予定だ
  4. D〜可能である
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正解:B〜許さない

「断じて」は「許さない」などの否定表現と呼応する。

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141「類義語」の正しい定義はどれか。

  1. A全く異なる意味を持つ言葉
  2. B反対の意味を持つ言葉
  3. C意味が似ている言葉
  4. D同じ意味の専門用語
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正解:C意味が似ている言葉

「講義」と「講演」のように、意味が似ている言葉を類義語という。

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1423級における類義語の問題の解き方として、最も推奨されるものはどれか。

  1. A自分の感覚で判断する
  2. B専門書を調べる
  3. C全てを暗記する
  4. D設問で示された意味を参考に判断する
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正解:D設問で示された意味を参考に判断する

設問で言葉の意味が示されているため、それを手掛かりに解答する。

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143数量に関する問題で、「未満」が含まないものはどれか。

  1. Aその基準となる数値
  2. B基準より小さい数
  3. C基準より大きい数
  4. D基準の範囲外の数
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正解:Aその基準となる数値

「未満」はその基準となる数値を含まない。

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144「正確な文章」を書くための対策として、適切でないものはどれか。

  1. A文の形式(決まり事)を覚える
  2. B専門用語をできるだけ多く使う
  3. C同じような意味の言葉の重複に注意する
  4. D設問の事例を丁寧に見る
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正解:B専門用語をできるだけ多く使う

専門用語を多用することは推奨されない。文の形式や語の重複に注意することが大切である。

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145「通勤費変更届」の提出を促す文書の表題として、適さないものはどれか。

  1. A通勤費変更届の提出について
  2. B通勤費変更届について(通知)
  3. C通勤費変更届の案内
  4. D通勤費変更届の提出願い
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正解:C通勤費変更届の案内

「案内」よりも、手続きを求める「通知」などが表題として適切。

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146「1万円以下」という条件に含まれるのはどれか。

  1. A1万1千円
  2. B2万円
  3. C1万円を超える金額
  4. D1万円
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正解:D1万円

「以下」は、その数(1万円)を含むため、ちょうど1万円も含まれる。

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147「およそ」と「約」が重複している場合の修正方法として、正しいものはどれか。

  1. Aどちらか一方のみを削除する
  2. B両方を残す
  3. Cどちらも削除して数値を入れ替える
  4. D文末を変える
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正解:Aどちらか一方のみを削除する

意味の重複を避けるため、どちらか一方を残して修正するのが正しい。

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148「文章のよじれ」を直すための判断基準として、最も重要なものはどれか。

  1. A読み手の好み
  2. B文の形式(決まり事)
  3. C流行りの表現
  4. D文字数
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正解:B文の形式(決まり事)

文の形式(主語述語の対応や呼応)を確認することがよじれを直す基本である。

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149「類義語」の使い分けにおいて、「応接」の意味として正しいものはどれか。

  1. A電話での対応
  2. B食事でのもてなし
  3. C直接会って相手をすること
  4. D文書の作成
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正解:C直接会って相手をすること

「応接」は直接会って相手をすることを指す。

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