③ 1変数データの分析

統計検定3級98

問題

ある地区の小学生の登校時間は平均10分・標準偏差5分、中学生は平均20分・標準偏差10分であった。変動係数(CV)を用いた散らばりの程度の比較として正しいものはどれか。

A標準偏差が10分の中学生の方が小学生よりも相対的な散らばりの程度が大きい
B平均値が大きい中学生の方が相対的な散らばりの程度は小さい
C双方の変動係数は0.5で等しく、相対的な散らばりの程度は同程度である✓ 正解
D登校時間の単位が「分」で共通しているため変動係数で比較することはできない

正解

C双方の変動係数は0.5で等しく、相対的な散らばりの程度は同程度である

解説

小学生のCVは 5/10 = 0.5、中学生のCVは 10/20 = 0.5 となり、相対的な散らばりは同程度です。

分野解説:③ 1変数データの分析

1変数データの代表値と散らばりの尺度を扱う分野です。平均値・中央値・最頻値の位置の代表値、偏差・分散・標準偏差・平均偏差、変動係数や標準化(zスコア)、偏差値の計算が頻出です。分布の形と3つの代表値の大小関係、外れ値が平均値と中央値に与える影響の違いも問われます。定義式と計算手順を暗記するだけでなく、右のすそが長い分布での代表値の動きなど、意味を伴って理解することが安定得点のカギになる分野です。

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