③ 1変数データの分析

統計検定3級97

問題

管理職の年収(平均2000万円・標準偏差200万円)とアルバイトの年収(平均100万円・標準偏差30万円)の散らばりについて、変動係数(CV)を用いた適切な解釈はどれか。

A標準偏差が大きい管理職の方が平均値に対するばらつきの程度も大きい
Bどちらも変動係数は同じであるためばらつきの程度は同等である
C平均値に対するばらつきの程度はアルバイト(CV=0.3)の方が管理職(CV=0.1)より大きい✓ 正解
D単位が同じであるため変動係数を用いて比較することは適切ではない

正解

C平均値に対するばらつきの程度はアルバイト(CV=0.3)の方が管理職(CV=0.1)より大きい

解説

管理職のCVは 200/2000 = 0.1(10%)、アルバイトのCVは 30/100 = 0.3(30%)となり、アルバイトの方がばらつきが大きいです。

分野解説:③ 1変数データの分析

1変数データの代表値と散らばりの尺度を扱う分野です。平均値・中央値・最頻値の位置の代表値、偏差・分散・標準偏差・平均偏差、変動係数や標準化(zスコア)、偏差値の計算が頻出です。分布の形と3つの代表値の大小関係、外れ値が平均値と中央値に与える影響の違いも問われます。定義式と計算手順を暗記するだけでなく、右のすそが長い分布での代表値の動きなど、意味を伴って理解することが安定得点のカギになる分野です。

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