④ 2変数データの分析と回帰直線

統計検定3級143

問題

魚Aの摂取量と血中のある成分の量の調査において、相関係数が0.94であったことから導く結論として、統計学的に「適切でないもの」はどれか。

A魚Aの摂取量と血中のある成分の量には正の強い相関関係がある
B魚Aの摂取量を増やすことが血中のある成分の量を増やす原因といえる✓ 正解
C魚Aの摂取量と血中のある成分の量には相関関係がないとはいい難い
D散布図を描くとほぼ右上がりの直線状に観測値が分布していると予想される

正解

B魚Aの摂取量を増やすことが血中のある成分の量を増やす原因といえる

解説

強い相関関係があるからといって、それだけで直接的な因果関係(どちらかが原因でどちらかが結果であるということ)を断定することはできません。

分野解説:④ 2変数データの分析と回帰直線

2つの変数の関係を散布図・相関・回帰直線でとらえる分野で、収録問題数が最も多い山場です。相関係数の意味と範囲、正負の相関、最小二乗法による回帰直線 y=a+bx の推定、傾きと相関係数の関係、決定係数、外挿の注意点が頻出です。相関関係と因果関係の混同や見かけの相関にも触れられます。計算問題が出やすい分野なので、相関係数と回帰直線の性質を公式とセットで理解し、散布図から関係を読み取る練習を重ねましょう。

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