⑤ 数値予報

気象予報士172

問題

静力学平衡に基づく全球モデル(GSM)における、対流性降水量の予測傾向として適切なものはどれか。

A常に実際の観測値よりも過大に予測される傾向がある。
B対流性の降水はパラメタリゼーションを用いずに直接力学計算される。
C格子間隔より小さな対流も完璧に解像し、正確に予測される。
D実際の地点最大雨量と比較すると、小さく予測される場合がある。✓ 正解

正解

D実際の地点最大雨量と比較すると、小さく予測される場合がある。

解説

静力学平衡モデルでは強い鉛直流を小さく見積もる傾向があり、局地的な最大雨量より小さく予想されがちです。

分野解説:⑤ 数値予報

コンピュータで大気の運動方程式を解く数値予報のしくみを学ぶ分野です。観測データの品質、客観解析における第一推定値と解析予報サイクル、初期値化(イニシャリゼーション)、4次元変分法といった初期値作成の手順が問われます。積雲対流や放射・地表面過程などを近似的に扱うパラメタリゼーションも頻出テーマです。原理が抽象的で理解しづらい分野ですが、観測→解析→予報という一連の流れをイメージし、各手法が何を目的に行われるかを押さえることが重要です。

この分野の問題をすべて見る →

本番形式で問題を解いてみよう

クイズモードで挑戦 →
← 第171173問 →

気象予報士について

大気を読み解く難関国家資格

主催一般財団法人 気象業務支援センター
出題形式学科(一般知識・専門知識)各15問のマークシート多肢選択式/実技は記述式
試験時間学科 各60分・実技1 75分・実技2 75分
受験料11,400円(学科1科目免除は10,400円・2科目免除は9,400円)
合格基準学科は各15問中11問以上正解、実技は総得点が満点の70%以上(難易度により調整される場合がある)
難易度★★★★★
試験詳細を見る →
← 問題一覧へ戻る