② 個人情報取扱事業者の義務
個人情報保護士 第43問
問題
変更前の利用目的と関連性を有すると合理的に認められる範囲を超えて、新たな目的で個人情報を利用しようとする場合の対応として、正しいものはどれか。
A変更後の利用目的を本人に通知し、または公表すれば、関連性の範囲を超えていても利用目的を変更したとみなされる。
B関連性の範囲を超える変更は認められないため、変更後の目的で利用するためには、原則としてあらためて本人の同意を得る必要がある。✓ 正解
C関連性の範囲を超える変更であっても、行政機関へ届け出ることによって、本人の同意なく変更が可能となる。
D個人情報保護管理者の承認があれば、関連性の範囲を超えた変更を行い、事後的に本人に通知すればよい。
正解
B:関連性の範囲を超える変更は認められないため、変更後の目的で利用するためには、原則としてあらためて本人の同意を得る必要がある。
解説
関連性を有すると合理的に認められる範囲を超える場合、単なる利用目的の変更手続き(通知・公表)では足りません。この場合、新たな目的での利用は「目的外利用」となるため、原則として本人の同意を得る必要があります。
分野解説:② 個人情報取扱事業者の義務
事業者が遵守すべき義務を学ぶ分野です。利用目的の特定・通知・公表、適正取得、安全管理措置(組織的・人的・物理的・技術的)、従業者・委託先の監督、苦情処理、個人情報保護方針の策定など、企業実務に直結する義務体系を整理。違反時の罰則や行政処分も問われる、配点の大きい中核分野です。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
個人情報保護士について
個人情報・マイナンバー・セキュリティの実務資格
| 主催 | 一般財団法人全日本情報学習振興協会 |
|---|---|
| 出題形式 | マークシート形式・100問 |
| 試験時間 | 150分 |
| 受験料 | 7,700円(税込) |
| 合格基準 | 個人情報保護法分野・情報セキュリティ分野それぞれ70%以上 |
| 難易度 | ★★★☆☆(標準) |
個人情報保護士の関連記事
100問150分をどう配分するか、個人情報保護士の6分野
個人情報保護法と情報セキュリティ、それぞれで70%以上という二重の基準が置かれた試験です。条文の知識から実務での判断へどう橋を架けるかを、出題の並びに沿って整理しました。
IT知識なしで挑む個人情報保護士、法律と技術の二本立て
範囲の広さそのものが、この試験の最初の壁になります。全日本情報学習振興協会が示す出題分野を難しさの順に並べ、独学で届く水準か、他の情報セキュリティ・法律関連資格と比べてどうかを検討します。
漏えい報告義務化と仮名加工情報:個人情報保護士の改正論点
2022年4月施行の改正法は、主要な変更が7項目に及びます。Cookieをめぐる個人関連情報、本人の権利拡充、越境移転の強化まで、新しく加わった論点を試験での問われ方とセットで押さえます。