① 発酵の基本

発酵検定25

問題

食品の「熟成」に関する記述として適切なものはどれか

A適度な自己消化を行い食品のうま味を引き出すこと✓ 正解
B細菌類による腐敗を積極的に促進させること
C低温環境では一切の酵素反応を止めること
Dタンパク質をすべて分解し液体状にすること

正解

A適度な自己消化を行い食品のうま味を引き出すこと

解説

自己消化によりうま味が出る適度な状態を熟成と呼ぶ。

分野解説:① 発酵の基本

発酵は微生物の働きで食品が人にとって有用に変化することを指し、有害な変化である腐敗とは地続きの現象である、という定義の整理から入る分野。関わる微生物はカビ(糸状菌)・酵母・細菌の3グループに大別され、代表例は麹菌(Aspergillus oryzae)、清酒やパンの酵母(Saccharomyces cerevisiae)、乳酸菌・酢酸菌・納豆菌。三大発酵と呼ばれるアルコール発酵・乳酸発酵・酢酸発酵の担い手と生成物の対応、麹の定義(蒸した穀物に麹菌を繁殖させたもの)と米麹・麦麹・豆麹の別、麹菌が出すアミラーゼとプロテアーゼの役割が頻出。麹菌をカビでなく酵母や細菌と取り違える混同がつまずきどころ。

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