③ 意匠法
知的財産管理技能検定3級 第82問
問題
令和6年1月1日以後の出願において、新規性喪失の例外規定の適用を受けるための証明書のルールとして正しいものはどれか。
A最も早い公開日に複数の公開が行われた場合、全ての行為の証明書が必要である
B権利者の行為に起因する公開のうち、最先の公開日の行為について証明すれば足りる✓ 正解
C公開された日が意匠登録出願から3年以内であれば、一切の証明書は不要である
D展示会での発表については適用されるが、SNSサイトの掲載は適用されない
正解
B:権利者の行為に起因する公開のうち、最先の公開日の行為について証明すれば足りる
解説
令和6年1月1日以後の出願では、手続負担軽減のため最先の公開日の行為について証明書を提出すれば足りることになりました。
分野解説:③ 意匠法
物品等の外観デザイン(視覚を通じて美感を起こさせるもの)を保護する意匠法の分野です。工業上利用性・新規性・創作非容易性という登録要件、出願公開や審査請求がなく原則すべてを実体審査する点、存続期間が出願日から25年である点が特徴です。部分意匠・組物の意匠・動的意匠・関連意匠・秘密意匠・内装や建築物の意匠といった多様な保護制度が問われます。類否判断は需要者の視点で行う点も頻出です。制度ごとの要件と趣旨をセットで覚えましょう。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
知的財産管理技能検定3級について
知財管理の基礎を証明する国家検定
| 主催 | 一般財団法人 知的財産研究教育財団 知的財産教育協会 |
|---|---|
| 出題形式 | 学科 マークシート方式3肢択一式30問/実技 記述方式・マークシート方式併用30問 |
| 試験時間 | 学科45分・実技45分 |
| 受験料 | 学科6,100円・実技6,100円(非課税) |
| 合格基準 | 学科・実技とも満点の70%以上 |
| 難易度 | ★★☆☆☆(入門) |
知的財産管理技能検定3級の関連記事
産業財産権と著作権の違いから入る知的財産管理技能検定3級
学科と実技の両方に受かって初めて3級技能士を名乗れる国家検定です。法律の初学者が知財部門や研究開発を想定した設問に慣れるまで、どこへ時間を置くかを段階ごとに扱いました。
学科と実技の両方に受かる──知的財産管理技能検定3級の壁
特許・実用新案・意匠・商標・著作権をひととおり扱う国家検定で、通れば3級技能士を名乗れます。法律の学習歴がない人がどこで手間取るのか、分野ごとの手強さの差がどこから来るのかを見極める一本。
存続期間と無方式主義 知的財産管理技能検定3級の要点早見
特許・実用新案・意匠・商標は、保護対象も手続も存続期間も別物です。4法の違いを縦に並べたうえで、著作権や条約、周辺の法律の要点まで、直前期に一枚で見返せるようにした確認用リスト。