① 構造1:熱・蒸気・ボイラー本体

一級ボイラー技士 第27問

問題

自然循環式水管ボイラーにおいて、熱負荷を増した場合に起こる現象として正しいものはどれか。

A上昇管内の平均密度が減少し循環力が増すが、出口の管壁温度は上昇する✓ 正解
Bボイラー水の循環量が増加し流動抵抗は減少する
C上昇管内の平均密度が増加し循環力が弱くなる
D循環力が低下し、上昇管内の管壁温度は低下する

正解

A:上昇管内の平均密度が減少し循環力が増すが、出口の管壁温度は上昇する

解説

熱負荷を増すと気水混合物の平均密度が減少し循環力は増しますが、上昇管出口の管壁温度は上昇します。

分野解説:① 構造1:熱・蒸気・ボイラー本体

ボイラーを理解する土台となる熱と蒸気の性質、そして本体の形式を扱う分野です。熱では顕熱と潜熱の区別、比熱と熱量の計算、伝熱の三形態(伝導・対流・放射)が基礎になります。蒸気では飽和温度と飽和圧力の関係、乾き度、比エンタルピーが中心テーマです。ボイラー本体では丸ボイラー(立て・炉筒煙管)と水管ボイラー(自然循環式・強制循環式・貫流式)の構造と特徴、それぞれの長所と短所が問われます。熱と蒸気の理解が全分野の前提になります。

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