⑥ 燃料及び燃焼1:燃料・燃焼

一級ボイラー技士 第211問

問題

重油中の灰分に含まれるバナジウムによって引き起こされる障害と発生条件について、正しいものはどれか。

A低温腐食を引き起こし、排ガス温度が露点以下になると多く発生する。
B高温腐食を引き起こし、付着面の温度が300℃以上になると多く発生する。
C低温腐食を引き起こし、燃焼温度が800℃以下になると多く発生する。
D高温腐食を引き起こし、付着面の温度が600℃以上になると多く発生する。✓ 正解

正解

D:高温腐食を引き起こし、付着面の温度が600℃以上になると多く発生する。

解説

重油灰分中のバナジウムは、付着面の温度が600℃以上になると溶融して高温腐食を引き起こします。

分野解説:⑥ 燃料及び燃焼1:燃料・燃焼

燃料の性質と燃焼の理論を扱う分野です。燃料では液体燃料(重油の粘度・引火点・流動点)、気体燃料(都市ガス・LPG)、固体燃料(石炭の工業分析)それぞれの特性と取扱い上の留意点が中心になります。燃焼では理論空気量と過剰空気、空気比の考え方、燃焼生成物と排ガス分析、発熱量(高発熱量と低発熱量)の違いが頻出です。空気比が大きすぎても小さすぎても損失が生じるという関係は、熱管理にもつながる重要論点になります。

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