⑤ 取扱い2:水管理・腐食・損傷・事故

一級ボイラー技士 第196問

問題

加熱脱気法の原理として正しいものはどれか。

A高分子気体透過膜に水を接触させ、反対側を真空にして除去する。
B水を加熱して溶存気体の溶解度を下げ、気体を分離除去する。✓ 正解
C水を真空雰囲気にさらして溶存気体を除去する。
D脱酸素剤を注入して溶存酸素を化学的に還元除去する。

正解

B:水を加熱して溶存気体の溶解度を下げ、気体を分離除去する。

解説

加熱脱気法は、水を加熱して溶存気体の溶解度を低下させることで気体を分離除去する物理的脱気法です。

分野解説:⑤ 取扱い2:水管理・腐食・損傷・事故

ボイラー水の管理と障害の防止を扱う分野です。水管理では不純物の影響(スケール・スラッジ・キャリオーバ)、水処理の方法(軟化装置・脱気・清缶剤)、pHと酸消費量の管理が中心になります。腐食では溶存酸素による腐食、アルカリ腐食、苛性ぜい化の機構と対策が対象です。損傷ではき裂、過熱による膨出とふくれ、事故では低水位事故、逆火(バックファイヤ)、ガス爆発の原因と防止策が頻出になります。原因と対策を対にして覚えてください。

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