ケンテイラボ

③ 企業財産の管理と法律

ビジネス実務法務検定3級89

問題

金融機関が、窓口で届出印章と預金通帳を提示した者を正当な預金者だと過失なく信じて預金を払い戻した。この者が無権利者だった場合の効果として正しいものはどれか。

A無権利者への払戻しは無効であり、金融機関は真の権利者に再度払い戻す義務がある
B受領権者としての外観を有する者への善意無過失の払戻しとして、有効となる✓ 正解
C金融機関は真の権利者に対して損害賠償責任を負うが、払戻し自体は有効となる
D払戻しは一時的に保留され、真の権利者が現れるまで効力は生じない

正解

B受領権者としての外観を有する者への善意無過失の払戻しとして、有効となる

解説

取引上の社会通念に照らして受領権者としての外観を有する者に対してした弁済は、善意かつ無過失であれば有効となります(民法478条)。

分野解説:③ 企業財産の管理と法律

企業が持つ財産(不動産・動産・債権・知的財産など)の管理と権利保全を扱う分野です(本検定で35問収録)。物権変動は意思表示で生じるという原則と、不動産の登記・動産の引渡しといった対抗要件が中心テーマです。不動産登記簿の表題部と権利部(甲区・乙区)の構成、即時取得、債権譲渡の対抗要件、受領権者の外観への弁済のほか、抵当権や特許・商標などの知的財産権も問われます。「権利をどう取得し、第三者にどう主張するか」という視点で対抗要件を整理するのが攻略の鍵です。

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88Aは債権者の差押えを免れるため、Bと通謀して甲土地をBに売却したと仮装した。その後、事情を知らないC...90債権譲渡を、債務者以外の「第三者」に対抗するための要件はどれか。87不動産登記簿の「権利部」の区分に関する説明として、正しいものはどれか。91債権譲渡を「債務者」に対抗するための要件に関する説明として、誤っているものはどれか。

ビジネス実務法務検定3級について

ビジネス法務の基礎を証明する検定

主催東京商工会議所
出題形式IBT(オンライン受験)/CBT(テストセンター受験)・多肢選択式。試験時間は方式・回により異なるため公式サイトで要確認
試験時間試験方式・回により異なるため公式サイトで要確認
受験料受験料は改定されるため公式サイトで要確認
合格基準東京商工会議所が公表する基準による(詳細は公式サイトで要確認)
難易度★★☆☆☆
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