⑤ 正規分布と標本分布

統計検定2級177

問題

自由度mのt分布のグラフの形状について、標準正規分布と比較した特徴として正しいものはどれか。

A標準正規分布よりも裾が厚く、尖度は正の値になる✓ 正解
B標準正規分布よりも山の頂点が高く、裾が薄い
C左右非対称で、常に正の値のみをとる
D標準正規分布と完全に一致する

正解

A標準正規分布よりも裾が厚く、尖度は正の値になる

解説

t分布は標準正規分布に似た左右対称ですが、標準正規分布より裾が厚く、尖度は正になります。

分野解説:⑤ 正規分布と標本分布

統計的推測の中核となる正規分布と標本分布を学ぶ分野です。正規分布の形を決める平均と分散、±1・±2・±3標準偏差の範囲に入る割合(約68%・95%・99.7%)、標準正規分布や正規分布の再生性・線形変換の性質が頻出です。歪度・尖度による分布の特徴づけも扱います。後半では母集団と標本の関係、標本平均の期待値が母平均に一致すること、標準誤差、そして中心極限定理を学び、χ²分布・t分布・F分布といった標本分布へと広がります。ここは推定・検定に直結する重要分野なので、確率の面積計算に慣れておきましょう。

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