③ 中世の神道

神社検定2級84

問題

仏家神道の展開において、天台宗の最高位に就いた慈円が残した和歌「まことには神ぞ仏の道しるべ」が示している思想はどれか。

A神が本質であり仏がその垂迹(仮の姿)であるとする神本仏迹説✓ 正解
B神は仏の仮の姿にすぎず、最終的には仏教に帰依すべきであるという本地垂迹説
C神と仏は全くの別物であり、明確に峻別しなければならないとする神仏隔離思想
Dインドの仏教、中国の儒教、日本の神道は究極的に一致するという三教一致思想

正解

A神が本質であり仏がその垂迹(仮の姿)であるとする神本仏迹説

解説

慈円の歌は、垂迹といわれた神こそが本地とされた仏よりも重要であるという神本仏迹の考えを示しています。

分野解説:③ 中世の神道

院政期から鎌倉・室町にかけての神道思想と武家・庶民の信仰を扱う分野です。熊野詣と王子社、御成敗式目第一条、両部神道・伊勢神道(神道五部書)、神本仏迹説、吉田兼倶の唯一神道と太元宮、宗源宣旨が頻出します。神国思想の高揚や三社託宣、惣村の宮座・頭屋、一味神水といった庶民の信仰も問われます。仏家神道から反本地垂迹の思想へ移る流れと、各神道説の拠点・特徴を対応づけて覚えるのが攻略のポイントです。出題数30問。

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神社検定2級について

神社と神道の文化を深く学ぶ中級検定

主催公益財団法人 日本文化興隆財団(神社本庁監修)
出題形式4択100問
試験時間90分
受験料7,000円(税込)
合格基準100問中70問以上の正解
難易度★★★☆☆
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