ケンテイラボ

③ 意匠法

知的財産管理技能検定2級115

問題

A社は自社商品がY社の意匠権を侵害しているとの警告を受けました。調査の結果、Y社の意匠登録出願の「前」から、A社は日本国内でその商品を製造販売していたことが判明しました。A社が取り得る対応として最も適切なものはどれか。

A特許庁へ判定を求めるのみで、警告を無視して製造を継続する
B先使用権を主張することはできないため、即座に生産を中止し設計変更を行う
C意匠登録無効審判を請求してY社の意匠権を無効にすることを検討する、または先使用による通常実施権を主張する✓ 正解
DY社の意匠権は自動的に消滅するため、何の手続きも行わない

正解

C意匠登録無効審判を請求してY社の意匠権を無効にすることを検討する、または先使用による通常実施権を主張する

解説

出願前から製造販売していた事実は新規性なし等の無効理由となり得るため無効審判請求ができるほか、先使用による通常実施権の主張が考えられます。

分野解説:③ 意匠法

物品や画像などのデザインを保護する意匠法を扱う分野です。意匠法第1条の目的、「意匠」「物品」の定義、意匠登録の要件、関連意匠・組物の意匠・部分意匠といった制度、存続期間や権利の効力が頻出です。特許とは異なる「創作の保護」の視点を学びます。何が意匠として保護されるのか、その定義と登録要件を正確に区別することが得点の鍵です。近年の法改正で画像や建築物なども対象に含まれた点を含め、保護対象の広がりを整理して押さえると理解が深まります。

この分野の問題をすべて見る →

本番形式で問題を解いてみよう

クイズモードで挑戦 →
← 第114116問 →

同じ分野の関連問題

114Aさんは、共同創作者である友人たちと意匠権を共有しています。Aさんの知り合いの会社から「通常実施権を...116意匠法における「実施」の定義(2条2項1号)に含まれる行為の組み合わせとして、正しいものはどれか。113自転車の「ハンドル部分」のみに特徴があるため、その部分についてだけ意匠登録を受けたい場合に利用する制...117登録意匠とそれ以外の意匠が「類似であるか否か」を判断する際の基準となる主体はどれか。

知的財産管理技能検定2級について

知財全般を管理実務レベルで問う国家検定

主催一般財団法人 知的財産研究教育財団 知的財産教育協会
出題形式学科試験と実技試験の2部構成(両方合格で資格取得)。試験時間は改定される場合があるため公式サイトで要確認
試験時間試験時間は改定される場合があるため公式サイトで要確認
受験料受験料は改定されるため公式サイトで要確認
合格基準学科・実技それぞれに合格基準あり(詳細は公式情報で要確認)
難易度★★★☆☆
試験詳細を見る →

知的財産管理技能検定2級の関連記事

知的財産管理技能検定2級の勉強法・合格のコツ【完全ガイド】

知的財産管理技能検定2級に合格するための勉強法を徹底解説。国家検定である技能検定の学科・実技の仕組み、特許・意匠・商標・著作権・不正競争防止法・条約という出題範囲、8分野の学習ポイント、3パターンの学習スケジュール、ケンテイラボでの演習方法までまとめました。

知的財産管理技能検定2級の難易度・合格率は?勉強時間の目安を徹底分析

知的財産管理技能検定2級の難易度・勉強時間の目安を徹底解説。国家検定である技能検定の学科・実技という仕組み、難易度を構成する要素、受験者層の傾向、合格を近づける5つのコツ、つまずきやすいポイント、3級や他の知財系資格との比較までまとめました。

知的財産管理技能検定2級 特許・意匠・商標 要点早見表チートシート

知的財産管理技能検定2級で頻出の産業財産権(特許・実用新案・意匠・商標)と著作権の要点を一気に整理。保護対象・登録の要否・存続期間・更新の可否など、混同しやすいポイントをコンパクトにまとめた直前チェック用チートシートです。

← 問題一覧へ戻る