⑨ 連結会計
日商簿記検定2級 第403問
問題
支配獲得日において、親会社の投資が2,600円、子会社の純資産合計が4,000円、親会社の所有割合が60%の場合、のれんはいくらか
A1,400円
B400円
C200円✓ 正解
D2,600円
正解
C:200円
解説
投資2,600円-(純資産4,000円×60%=2,400円)=200円がのれんとなる。
分野解説:⑨ 連結会計
親会社と子会社を一体とみなして財務諸表を作る、2級の最大の山です。支配獲得日の投資と資本の相殺消去、のれんの計上と償却、非支配株主持分の把握が出発点になります。連結第2年度以降では、開始仕訳による過年度の修正の引継ぎが必須の手続です。成果連結では、内部取引高の相殺、債権債務の相殺、未実現利益の消去(期末商品・土地)、貸倒引当金の調整が問われます。タイムテーブルを描いて資本の変動を追う方法が有効な分野です。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
日商簿記検定2級について
経理・財務の実務レベルを証明する定番資格
| 主催 | 日本商工会議所・各地商工会議所 |
|---|---|
| 出題形式 | 商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)から5題以内(統一試験・ネット試験とも選択式と入力式) |
| 試験時間 | 90分 |
| 受験料 | 5,500円(税込)※別途事務手数料 |
| 合格基準 | 100点満点中70点以上 |
| 難易度 | ★★★★☆ |
日商簿記検定2級の関連記事
連結会計に1か月を置く、日商簿記2級の学習の組み立て方
商業簿記と工業簿記の両方を扱い、収録430問の最多は連結会計の57問。連結に1か月を確保する期間の組み方、読むだけで終えず手で仕訳を書く進め方、70点で受かる試験の解き順と捨て問の判断。
3級の延長ではない日商簿記2級|難所3分野が全体の33%
同じ簿記検定でも2級は3級の延長線上にない。難しさは連結・抽象論点・工業簿記・総合問題から来て、難所3分野だけで全体の33%。3級の土台があるかどうかで学習期間は倍近く動く。
未実現利益の消去で符号を間違える人へ|簿記2級の連結
開始仕訳の意味が掴めない、非支配株主持分がどこから出るのか分からない——430問中57問と単一分野で最多の連結会計を、資本連結と成果連結に切り分け、タイムテーブルで資本の変動を追う。