① 理論(爪・皮膚・衛生)
83問爪の構造・成分(ケラチン)・成長メカニズム、皮膚の構造、感染症対策・消毒方法など、ネイリストとして必須の理論を学ぶ分野です。爪の各部位(ネイルプレート・ネイルベッド・ルヌラ・キューティクル等)の名称と役割、爪の成長速度と健康状態の関係、HIV・肝炎などの血液感染症対策、施術前後の手指消毒方法などが頻出。1級では応用問題として深い理解が求められます。
② 材料知識
45問アクリル・ジェル・ファイバー・ジェルポリッシュなど、ネイル材料の化学的性質・特徴・使い分けを学ぶ分野です。モノマー・ポリマー・カタリスト・モディファイヤーなど化学用語、UV/LED硬化の違い、各メーカーの製品特性、相性の良い組み合わせ、保管方法などが問われます。プロとして適切な材料選択ができるかが評価される実践的分野です。
③ スカルプ理論
40問スカルプチュア(人工爪の長さ出し技法)の理論を学ぶ分野です。フォーム装着、ミクスチャの作り方(リキッド:パウダー比率)、エッジ/ストレス/フリーエッジの位置と役割、Cカーブの理想形状、強度設計(ハイポイント・アペックス)、リフトの原因と対策などが扱われます。1級の中核技術であり、実技と理論の両面で深い理解が必要です。
④ チップ&補修
25問チップオーバーレイ・フレンチチップ・補修・リペア技法の理論を学ぶ分野です。チップの種類とサイズ選定、接着剤の選び方、自爪との段差処理、亀裂・割れ・浮きへの対処、ジェル/アクリルでの補修手順などが問われます。サロンワークで頻発するトラブル対応スキルとして配点も高い実務直結分野です。
⑤ アート理論
40問ネイルアートの色彩理論・デザイン構成・技法を学ぶ分野です。色彩の三属性(色相・明度・彩度)、配色パターン(補色・類似色・トーンオントーン)、ストーン・ホログラム・パール等の素材、ピーコック・タイダイ・グラデーション・フレンチ・3Dなどの技法分類が頻出。トレンドや顧客ニーズに応えるための創造性と理論を結びつける分野です。
⑥ 施術工程
29問ネイル施術の標準的な工程と、各工程の目的・注意点を学ぶ分野です。プレパレーション(甘皮処理・ファイリング)、ベースジェル塗布、カラー、トップコート、消毒・後片付けまでの流れ、各工程での品質管理ポイント、衛生管理の徹底などが問われます。サロンの品質と安全性を支える基本フレームワークの理解が重要です。
⑦ トラブル・サロン知識
43問施術中・施術後に起きるトラブル(リフト・色素沈着・爪薄化・グリーンネイル・接触皮膚炎など)の原因と対処、サロン経営に関する知識を学ぶ分野です。お客様への適切な説明、医療機関への紹介判断、保険・契約・接客マナーまで含まれます。プロとしての責任ある対応力が問われる、1級ならではの応用分野です。